活断層の詳細な位置を整備した都市圏活断層図を公開

屏風山・恵那山断層帯及び猿投山断層帯、鈴鹿西縁断層帯、別府―万年山断層帯の情報を整備

発表日時:平成29年8月24日(木)14時00分

 国土地理院は、2万5千分1都市圏活断層図(以下「都市圏活断層図」)として、屏風山(びょうぶやま)恵那山(えなさん)断層帯及び猿投山(さなげやま)断層帯とその周辺「中津川(なかつがわ)」「恵那(えな)」、(すず)鹿西(かせい)(えん)断層帯とその周辺「彦根(ひこね)東部(とうぶ)」「御在所山(ございしょやま)」、別府(べっぷ)()年山(ねやま)断層帯とその周辺「豊岡(とよおか)」の5図葉を整備し8月24日に公開しました。
(※印の断層帯については、一部区域が既刊として整備されています)

 国土地理院は、平成7年1月の阪神・淡路大震災を契機に、政府の地震調査研究推進施策の一環として、全国の主要な活断層帯を対象に、活断層の詳細な位置や関連する地形の分布等の情報を整備し、「都市圏活断層図」として公開しています。
 
 今回公開した都市圏活断層図は、以下の5図葉です。
屏風山(びょうぶやま)恵那山(えなさん)断層帯及び猿投山(さなげやま)断層帯とその周辺「中津川(なかつがわ)」「恵那(えな)」(資料1)
(すず)鹿西(かせい)(えん)断層帯とその周辺「彦根(ひこね)東部(とうぶ)」「御在所山(ございしょやま)」(資料2)
別府(べっぷ)()年山(ねやま)断層帯とその周辺「豊岡(とよおか)」(資料3)
 
 都市圏活断層図は、空中写真の判読等によって活断層を抽出し、活断層の詳細な位置や断層のずれの方向などを明らかにしたものです(下記「資料」の参考資料1,2)。国、地方公共団体が実施する地域防災計画の策定やハザードマップ作成など、防災・減災対策や地域の適正な開発・保全などの資料として活用されています。

 今回公開した都市圏活断層図5図葉のそれぞれの調査で得られたことや詳細については、以下の資料のとおりです。

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 国土地理院
  応用地理部 専門調査官          中澤  尚  TEL:029-864-6916(直通)
        地理情報処理課長       安喰  靖  TEL:029-864-6920(直通)
                 課長補佐    齋藤 俊信  TEL:029-864-6921(直通)
                                   FAX:029-864-1804

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