測量と地理空間情報関連メールニュース(平成27年度第6号)
平成28年3月23日発行目次
A.トピックス 国土地理院は、国土の状況を継続的に把握するため、平成27年10月1日現在の国土の面積をとりまとめ、公表しました。その結果、国土の面積は、377,970.75平方キロメートルでした。
国土地理院では、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震発生直後から空中写真撮影や地殻変動の監視等を実施し、救助救援および復旧復興活動を支援してきました。
発災から5年を機に、これまでの国土地理院の対応を取りまとめました。 「地図・空中写真閲覧サービス」は、国土地理院がこれまで整備した地図や空中写真等を閲覧できるウェブシステムです。
本システムの機能を一部改良し、操作性を向上することでより使いやすくなりました。 「基準点成果等閲覧サービス」とは、国土地理院が整備した基準点の成果や国・地方公共団体が整備した公共基準点の成果等を閲覧することができるウェブシステムです。
これまで「標準システム」と「詳細システム」の2種類の提供を行っておりましたが、このほどこれらを統合し、「標準システム」の操作性と「詳細システム」の機能性を兼ね備えた新たなシステムにリニューアルしました。 全国児童生徒地図作品展連絡協議会(事務局:国土地理院)は、「第19回全国児童生徒地図優秀作品展」に推薦された作品の中から「国土交通大臣賞」及び「文部科学大臣賞」を選定しました。
優秀作品は、国土地理院「地図と測量の科学館」(茨城県つくば市)ほか2会場で展示しています。 平成28年4月1日から、近年の航空カメラの規格に合わせて、数値空中写真「出力印画」について新たな規格と価格を追加します。
7.「地理空間情報活用推進に関する近畿地区産学官連携協議会」第2回総会を開催 平成28年2月22日、大阪合同庁舎第2号館において「地理空間情報活用推進に関す近畿地区産学官連携協議会」第2回総会が開催され、次年度以降の協議会活動について議論されました。
窪田委員、熊谷委員から提案のありましたパイロット事業については、出席委員の賛成により、次年度から実施されることとなりました。
B.お知らせ1.国土交通大学校測量部における、国及び地方公共団体等職員向け研修のお知らせ(測量・GIS関係)
概要:GISの初心者を対象としており、地方公共団体等の様々な部署で用いられている地図や統計データの共有を進めるため、無償GISソフト(QGIS)による実習で「誰でもいつでもどこでも」利活用できるGISの基本技術を学ぶことができます。
概要:測量未経験の方を対象としており、「測量・地図作成の基礎技術」を学ぶことができます。「路線測量」、「河川測量」、「用地測量」等の業務に初めて携わる方であっても、実習を通じて測量と地図作成の初歩が理解できるようになります。
概要:利用価値の高い社会資本整備の基盤作りのため、公共測量で重要となる設計積算、監督検査、国土地理院からの指導・助言内容の理解促進及び作業機関への適切な指導手法を学ぶことができます。 具体的な内容の問い合わせ先 国土交通大学校測量部の電話番号は次のとおりです。 TEL 042-321-0957(直通) 国土交通大学校ウェブページ 地理空間情報等についてはこちらのサイトをご参照ください。 |