企画展「地図に残る河川改修」
企画展「地図に残る河川改修」
開催案内
川は私たちの生活や土地の成り立ちに深く関わっています。飲み水や農業・工業用水として私たちの生活を支え、水辺の生き物の命を支えています。普段は穏やかで清らかな川の流れも、ひとたび大雨が降れば、洪水や土砂災害を引き起こし、私たちの暮らしに大きな被害をもたらします。日本は梅雨時や台風時に雨が集中すること、日本の川は標高の高い上流から河口までの距離が短いことから、大量の雨水が上流から下流に一気に流れ下り、洪水や土砂災害など甚大な被害を引き起こしやすい特徴があります。
明治以降、西欧から土木技術が盛んに導入され、日本の治水事業が本格化し、河道の付け替え、新川の開削、堤防工事などの河川改修工事が進められてきました。
この企画展では、「河川改修」に焦点を当て異なる年代の地図を展示することで、生活する人々のくらしや地域の発展に貢献した全国各地の主な河川の改修の変遷を紹介します。また、地形を立体的に捉えることにより、その土地の成り立ちなどもわかりやすく紹介します。
なお、今回は特別展示として、関東地方整備局利根川上流河川事務所の協力の下、渡良瀬遊水地の遊水地概成100年に関する展示と、北陸地方整備局信濃川河川事務所・信濃川下流河川事務所の協力の下、信濃川の大河津分水通水100周年及び関屋分水通水50周年に関する展示も同時に行います。
■特別展示
・渡良瀬遊水地 遊水地概成100年に関する展示
「渡良瀬川改修竣功図(鳥瞰図)」:大正14年作成 等
・信濃川 大河津分水通水100周年に関する展示
「信濃川改良工事大河津開削工事付近一覧図」:明治43年頃作成 等
・信濃川 関屋分水通水50周年に関する展示
「信濃川下流関屋分水路計画平面図」:昭和46年作成 等
(協力:関東地方整備局利根川上流河川事務所、北陸地方整備局信濃川
河川事務所・信濃川下流河川事務所)
明治以降、西欧から土木技術が盛んに導入され、日本の治水事業が本格化し、河道の付け替え、新川の開削、堤防工事などの河川改修工事が進められてきました。
この企画展では、「河川改修」に焦点を当て異なる年代の地図を展示することで、生活する人々のくらしや地域の発展に貢献した全国各地の主な河川の改修の変遷を紹介します。また、地形を立体的に捉えることにより、その土地の成り立ちなどもわかりやすく紹介します。
なお、今回は特別展示として、関東地方整備局利根川上流河川事務所の協力の下、渡良瀬遊水地の遊水地概成100年に関する展示と、北陸地方整備局信濃川河川事務所・信濃川下流河川事務所の協力の下、信濃川の大河津分水通水100周年及び関屋分水通水50周年に関する展示も同時に行います。
■特別展示
・渡良瀬遊水地 遊水地概成100年に関する展示
「渡良瀬川改修竣功図(鳥瞰図)」:大正14年作成 等
・信濃川 大河津分水通水100周年に関する展示
「信濃川改良工事大河津開削工事付近一覧図」:明治43年頃作成 等
・信濃川 関屋分水通水50周年に関する展示
「信濃川下流関屋分水路計画平面図」:昭和46年作成 等
(協力:関東地方整備局利根川上流河川事務所、北陸地方整備局信濃川
河川事務所・信濃川下流河川事務所)
会期
令和4年10月18日(火)から12月18日(日)
会場
国土地理院「地図と測量の科学館」2階 特別展示室
展示風景
展示パネル及び展示物一覧
本企画展に使用したパネル及び展示物につきましては、PDFにてご覧いただけます。
ファイルサイズの関係で、3分割しています。
企画展「地図に残る河川改修」