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地理院ホーム  > 基準点・測地観測データ > GNSS連続観測システム GEONET  > 報道発表資料等  > 日々の座標値(F3解)及び2019年度版地殻変動補正パラメータの修正について 最終更新日:2020年1月23日

日々の座標値(F3解)及び2019年度版地殻変動補正パラメータの修正について

 ホームページから提供している電子基準点の日々の座標値(F3解)について、2018年1月24日から2019年10月7日の解析において、提供していた値と正しい値に較差(水平方向で最大4 mm程度、上下方向で最大7 mm程度)が生じていました。これは、解析設定ファイルの更新に漏れがあり、本来使用すべき衛星とは異なる衛星のアンテナ情報等を用いて解析を実施していたことによるものです。
 また、F3解に基づいて作成している「2019年度版地殻変動補正パラメータ」についても上記の影響を受けていたほか、それとは別に、パラメータ作成時にオフセット補正の適用に一部漏れがあったことが判明しました。
 F3解及び2019年度版地殻変動補正パラメータを利用されている皆様にご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。

影響

  • 地殻変動観測
 提供していたF3解と正しい設定ファイルを用いて再解析したF3解を比較しその影響を評価しました。地殻変動の観測では、いずれかの電子基準点を固定し他の電子基準点との距離の変化を検出することが一般的で、この距離が小さい場合、影響はほとんど見られません。距離が1,000 kmを超える遠方の電子基準点を固定した場合には水平方向で3 mm程度、上下方向で6 mm程度の影響が生じます。しかし、これまでに公表した地殻変動の評価に変更を要するほどの差は見られません。
  • 2019年度版地殻変動補正パラメータ
 2019年度に実施された公共測量では、再解析前のF3解を用いて作成した「2019年度版地殻変動補正パラメータ」がセミ・ダイナミック補正に使用されています。検証の結果、F3解の再解析に伴って生じる地殻変動補正パラメータの違いは、東京都小笠原村父島では上下方向で7 mm、その他の地域では上下方向で3 mm以内であり、公共測量の「作業規程の準則」に定める新点位置の標準偏差の許容範囲内のため、測量成果に与える影響はありません。
 一方、オフセット補正の適用漏れの影響は、北海道胆振地方の測量成果に水平方向で10 mm以内、上下方向で3 mm以内、東京都三宅村周辺の測量成果に上下方向で10 mm以内あり、こちらについても許容範囲内ではありますが、対象の測量計画機関へは別途説明を行っております。

対応措置

  • すでに提供したF3解及び2019年度版地殻変動補正パラメータを修正し、下記ホームページで公表しました。
    ○F3解の取得:電子基準点データ提供サービス
    ○2019年度版地殻変動補正パラメータの取得:セミ・ダイナミック補正
  • 修正前のF3解を用いて作成し、国土地理院のホームページに掲載されている資料については順次修正を行います。
  • 解析設定ファイルの更新時には更新が適切に反映されたかの確認を徹底すること、オフセット補正を適用する期間を、院内の複数部署にて点検すること等により、再発防止に取り組んで参ります。

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
国土交通省国土地理院
(F3解に関すること)
測地観測センター電子基準点課長 檜山 洋平 TEL:029-864-5977

(地殻変動補正パラメータに関すること)
測地部測地基準課長 岩田 昭雄 TEL:029-864-4796

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