1,000万分1南極大陸

 国土地理院では、第1次南極地域観測隊(1956年)以来、毎次の観測隊に職員を連続して派遣し、基本観測(定常観測部門)のうち、測地観測を担当しています。基準点測量、水準測量、重力・地磁気測量、GNSS連続観測、写真測量による地形図作成等を通して、南極大陸における位置の基準を整備するとともに科学的・基礎的情報の整備に貢献しています。  国土地理院では、これまでに、昭和基地周辺のカラー写真図(1/2,500、1/10,000)を作成したほか、東経30度から45度の範囲の露岩域を中心とした地形図(1/5,000、1/25,000、1/50,000、1/250,000、1/1,000,000)や衛星画像データを利用した1/250,000衛星画像図を作成し、南極研究科学委員会(SCAR:Scientific Committee on Antarctic Research)の地図に関する代表機関に提供してきました。  このたび、令和5年度に南極大陸全域を1/10,000,000で表示した地図「1,000万分1南極大陸」を作成しました。南極全域を1枚の図葉に収めてあり、その地形形状や範囲を概観できます。
1000万分1南極大陸
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