JPGIS改定履歴及び関連資料(過去の資料)

【ご注意ください】

 以下は過去の資料です。地理空間情報の作成にあたっては、現行版の規格文書等の使用を推奨します。

改正概要

JPGIS Ver2.1→Ver.2014

JPGIS Ver2.1→2014主な変更点は次のとおりです。
基本的な考え方・技術の変更はありません。
  • 「地理情報標準プロファイル(JPGIS)2014」の特長は、まえがきで「このプロファイルを地理空間情報で実践的に活用する」旨を明記したことです。これまでは、プロファイルの仕様と目的のみでした。
  • 引用する規格が制定・更新されたものを追加しました。
    • ISO19118の改正内容に整合するように修正
    • ISO19118→ISO19136:ISO19118の附属書AをISO19136が制定されたことでJPGISは附属書12として使用することに変更。
  • ISからJIS化されたものを引用規格に追加しました。
    • JIS X 7111、7131の改正・制定内容に整合するように修正
    • JIS X 7115(追補):JIS X 7115-1制定前の日本独自の規則として制定したものに整合。
    • JIS X 7123において、被覆の規則を追加
    • JIS X 7136において、符号化規則としてGMLを追加

JPGIS Ver2.0→Ver.2.1

主な変更点は次のとおりです。
基本的な考え方・技術の変更はありません。
  • 国際規格・国内規格の動向と調和をとるため、引用規格に関する内容を更新しました。
    • ISからJIS化されたものを引用規格に追加しました。
    • JIS X 7109 応用スキーマのための規則:一般地物モデルを原規格であるISO19109と整合するように修正
    • JIS X 7110 地物カタログ化法:JISにする際に、ISO19110の誤りを修正しているため、この内容にしたがって修正
  • 原規格との整合による修正をしました。
    • 時間スキーマの時間参照系部分の修正
    • 地理識別子による空間参照の座標参照系部分の修正
    • 附属書2(規定)座標参照系の内容修正
  • 附属書8(参考)XMLに基づく符号化規則を修正しました。
    • 基本スキーマの微変更に伴う名前空間の変更

JPGIS Ver1.0→Ver.2.0

主な変更点は次のとおりです。
  • 国際規格・国内規格の動向と調和をとるため、引用規格に関する内容を更新しました。
    • 引用規格の名称を最新名称に変更
    • ISO19131(データ製品仕様)の国際規格化を受け、「附属書11(参考)空間データ製品仕様書」を(参考)から(規定)に変更
  • JPGISの適用範囲が広がりました。
    • 2007年9月に制定されたISO19136(地理マーク付け言語(GML))を、「附属書12(規定)地理マーク付け言語(GML)」として新たに追加
  • 基盤地図情報に対応するため、技術的な変更をしました。
    • 「附属書8(参考)XMLに基づく符号化規則」の内容を変更。この変更に伴う、JPGIS標準XMLSchemaの変更(XMLSchemaのバージョン番号を2.0へ)
    • 空間スキーマ、被覆の幾何及び関数のためのスキーマなど、標準スキーマの一部変更・拡張
  • 空間スキーマのタグ名を修正しました。
    • GM_PolyphedralSurface(多面体面型)
  • 符号化として、附属書12が追加されました。
    • Ver.2.0で附属書12が追加されました。
      • この規則はGML(Geography Markup Language)と呼ばれる地理空間データをXMLを使用して符号化するための方法の一つです。GMLは、国際規格(ISO19136)となっています。一方、附属書8は、ISO19118附属書A(参考)を参考に日本が独自に規定した符号化の方法です。JPGISにGMLを取り入れたことから、利用者は、符号化方法として、附属書8に加えGMLも使用できるようになりました。
    • Ver.2.0で追加された附属書12と、附属書8の違い
    • 附属書8と附属書12は、UMLクラス図からXMLSchemaへのマッピング規則が異なります。そのため、附属書8に基づく地理空間データと附属書12(GML)に基づく地理空間データは、異なるXML文書として表現されます。標準スキーマのタグの対比については附属書12を参照してください。
  • Ver.2.0の附属書8と、Ver.1.0の附属書8の違い
    • Ver.2.0の附属書8と、Ver.1.0(平成19年3月版)の附属書8は、UMLクラス図からXMLSchemaへのマッピング規則が一部異なります。Ver.2.0の附属書8は、基盤地図情報に対応するため、Ver.1.0の附属書8にデータ表現方法を追加しました。
  • Ver.2.0での、Ver.1.0附属書8で符号化した地理空間データの扱い
    • Ver.1.0に基づき作成された地理空間データは、Ver.2.0に一部異なります。新規にデータを作成される場合はVer2.0を推奨します。
    • Ver.1.0に基づき作成された地理空間データについても、引き続きVer.1.0に準拠しデータを整備・提供することが可能ですが、その際には、JPGISの”バージョン番号”を示すようにしてください。

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