最終更新日:2024年2月16日

令和6年能登半島地震後の地形の状況が3Dで確認できるようになりました

国土地理院では、令和6年能登半島地震後に撮影した空中写真をソフトウェアで解析し、地形の状況を3Dで確認できるサイトを公開しました。(2024年1月22日)
空中写真などを重ね合わせて3D表示を行うことにより、海岸線の変化や土砂崩れ箇所などを立体的に確認することができます。

公開範囲を拡大し、高さ情報の高密度化(2m間隔から1m間隔)を行いました。(2024年2月16日)

高さ情報について

○データ作成範囲
 2024年1月22日の公開範囲(図1)を2024年2月16日に拡大しました。(図2)
○作成方法
 この情報は、以下の撮影日に国土地理院が撮影した空中写真を使用し、SfM手法を用いて作成した数値表層モデル(DSM)です。
  ・珠洲地区:1月2日及び1月14日撮影
  ・輪島東地区:1月2日及び1月14日撮影
  ・輪島中地区:1月11日撮影
  ・輪島西地区:1月11日及び1月17日撮影
  ・穴水地区:1月17日撮影
  ・七尾地区:1月5日及び1月17日撮影

能登半島作成範囲図

3Dで表示する方法

  1. 任意のレイヤを表示(図3)
  2. 右上の「ツール」→「3D」をクリック
  3. 「大」「小」「カスタム」のいずれかを選択し、範囲を確定
  4. 3Dモデルが表示される(図4)

※補足:小範囲を高解像度で見る方法
1)ズームレベルを15にして、3D表示したい範囲の中心に画面中心の十字線を合わせた状態で、上記[3]のうち「カスタム」を選択すると大きさが256×256の選択範囲が表示されます。
2)OKを押さずに、ズームレベル18までズームすると、大きさが2048×2048となります。
3)OKを選択すると1辺2048の3Dモデルが表示されます。

注意事項

本サイトから得られる高さ情報は測量成果ではなく、精度検証は実施していません。
本サイトから得られる情報の利用により生じた一切の損害について、国土地理院はいかなる責任も負わないものとします。

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