平成19年8月 九十九里浜付近(千葉県東方沖)の地震活動に伴う地殻変動について

電子基準点(GPS連続観測点)による解析

 8月13日頃から活発化した九十九里浜付近(千葉県東方沖)の地震活動前後の地殻変動を電子基準で観測された地震後から9月3日までのデータを解析した結果、房総半島南東部で南南東へ1cmから2cm程度のゆっくりとした水平変動が認められました。この変動は、2002年10月のスロースリップイベントと同様の活動であると考えられます。
変動ベクトル(水平)

プレート境界面上のすべり分布

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