山村才助(やまむらさいすけ)1770-1807
先人たちのこどものころ:山村才助(やまむらさいすけ)
―「訂正増訳采覧異言」や「印度志」などを著した、地理学者 ―
画 伊藤久美子(伊藤デザインルーム)
山村才助(やまむらさいすけ)について
才助は、小さいときには、地面に柳の葉をならべては、文字の形を作って遊んでいたといい、6歳のときには「大学章句序」というむずかしい本の文章をうつしたといいます。
また、17歳のときには、伯父(おじ)さんの市河寛斎という人が書いた「日本詩記」という本のあやまりをなおすことをするほど、秀才(しゅうさい)であったといいます。