地図記号と地形図図式
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地図記号と地形図図式
3色刷りから多色刷り(平成25年式図式)へ
新しい地形図は、地形に陰影を付け立体感を表現しています。また、建物や道路はより詳細にし、
建物は橙色、国道は赤色、都道府県道は黄色と多彩な色で地物を表現しています。
平成14年式図式
位置座標の基準となる測地系を、日本測地系から世界測地系へ移行した際の図式です。
これ以前の図式で刊行された図も全て世界測地系に対応させています。
2万5千分1地形図が変わります(報道発表:平成25年9月5日)
(一財)日本地図センター 地図から購入する(外部サイト)
入れ替え中の多色刷りと3色刷りの地形図が色分けされています。
1. 明治13年式 地形図図式
正規の三角測量に基づかない迅速測図法により、縮尺2万分の1で明治13年から19年までに合計921枚が作成された
(関東平野のほぼ全域と房総半島及び神奈川県の平野部の全域)。
当初は国の基本図となる予定であったが、財政難から国の基本図の縮尺は5万分1へ変更された。
2. 明治42年式 地形図図式
明治23年の基本図の縮尺の変更に伴い制定された。記号の数は約310と最も多く充実していた。
3. 大正6年式 地形図図式
図式変遷史上最も長く制定されていた図式で昭和30年まで使用された。
大正13年には5万分1地形図による国土全域の測量が完了した。
4. 昭和30年式 地形図図式
明治以降初めての非軍事用の図式。
多面体図法からユニバーサル横メルカトール(UTM)図法となった。
また、これまでの黒一色から3色となり、横書きの注記は右書きから左書きへと変わった。
5. 昭和40年式(昭和44年加除訂正)2万5千分1地形図図式
初の2万5千分1地形図専用図式。
第二次基本測量長期計画が策定され、本格的に2万5千分1地形図の作成が始まる。
昭和58年度に2万5千分1地形図の全国整備が完了した(尖閣諸島,竹島,北方四島を除く)。
6. 昭和61年式 2万5千分1地形図図式
全国整備した2万5千分1地形図の更新を効率よく行うため、作業工程の省力化や簡素化が図られた。
実質的には大きな変更はない。
7. 平成14年式 2万5千分1地形図図式
日本測地系から世界測地系に変更した。
また、2万5千分1地形図の原データをラスタデータからベクトルデータへ移行した。
8. 平成25年式2万5千分1地形図図式
3色刷りから多色刷りへ、50年ぶりに一新した。
電子国土基本図(データベース)を基に作成。地理院地図や電子地形図と内容は同じ。
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