「平成26年度愛知県・碧南市津波・地震防災訓練」に参加

「平成26年度愛知県・碧南市津波・地震防災訓練」に参加

 中部地方測量部は、8月31日に愛知県碧南市において実施された「平成26年度愛知県・碧南市津波・地震防災訓練(主催:愛知県・碧南市)」に参加しました。

 本訓練の目的は、発生が懸念されている南海トラフ巨大地震及びこれに伴う大津波を想定し、無線などで住民に避難を呼びかけ、高台や避難所への避難訓練などを行うことによって、実際に津波が発生した際に迅速な行動ができるよう意識付けを行い、さらに、地震及び津波被害時における総合防災体制の確立及び県民の防災意識の高揚を図ることにあります。
 訓練には、当部をはじめ愛知県、愛知県警察、石川県警察、碧南市、陸上自衛隊第10師団、中部地方整備局、地元自主防災会等、108機関が参加しました。
 当部は、メイン会場において、愛知県・碧南市災害対策本部に集約された各訓練の情報を基に、地理院地図に災害情報・救援隊の位置を一元的に示し、ディスプレイを用いて参加者間の情報共有を行いました。
 その他、訓練会場で情報を収集している参加者に、地理院地図による「平成26年8月豪雨による被害状況(広島市)」を表示しての紹介や3Dによる表示の他、デジタル標高地形図の展示・説明を行ないました。
車に閉じ込められた人の救出訓練の様子   ヘリコプターによる救助訓練の様子
車に閉じ込められた人の救出訓練の様子
 
  ヘリコプターによる救助訓練の様子
 
デジタル標高地形図についての説明   地理院地図に表示された情報の説明
デジタル標高地形図についての説明
 
  地理院地図に表示された情報の説明
 
訓練の講評を行う本部長(大村愛知県知事)   講評を聞く参加者(中央左:中部地方測量部)
訓練の講評を行う本部長(大村愛知県知事)
 
  講評を聞く参加者(中央左:中部地方測量部)