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地理院ホーム  > 防災関連 > 桜島における地殻変動について 最終更新日:2016年2月17日

桜島における地殻変動について

観測された地殻変動から推定した変動源モデル(暫定版)

観測された地殻変動からは、変動源として矩形の開口割れ目が昭和火口の下に推定され、その水平位置は震源分布と整合しています。
詳細はこちらのページよりご覧いただけます。

だいち2号干渉SARによる地殻変動について

使用したデータ一覧

地理院コンテンツ名の列をクリックすると、地理院地図に解析結果が表示されます。
  観測条件(1) 観測条件(2) 観測条件(3) 観測条件(4)
衛星進行方向 南行 北行 南行 北行
電波照射方向
入射角 36 ° 40° 53° 42°
地理院地図コンテンツ名 2015年6月1日~2015年8月10日
噴火警戒レベル3
2015年1月4日~2015年8月16日
噴火警戒レベル3→4(8月15日)
2015年7月6日~2015年8月17日
噴火警戒レベル3→4(8月15日)
2015年7月22日~2015年8月19日
噴火警戒レベル3→4(8月15日)
地理院地図コンテンツ名 2015年8月10日~2015年8月24日
噴火警戒レベル3→4(8月15日)
  2015年8月17日~2015年8月31日
噴火警戒レベル4→3(9月1日)
 
地理院地図コンテンツ名 NEW2015年8月24日~2016年2月8日
噴火警戒レベル4→3(9月1日)→2(11月25日)→3(2月5日)
     
地理院地図コンテンツ名 NEW2015年11月30日~2016年2月8日
噴火警戒レベル2→3(2月5日)
     

解析結果からわかること

「干渉SAR(解析期間)」をクリックすると、地理院地図に解析結果が表示されます。
【噴火警戒レベル3】(噴火警戒レベルの期間:2016年2月5日~)
干渉SAR(2015年11月30日~2016年2月8日) 2月17日公表 NEW
2015年11月30日から2016年2月8日のSAR解析結果
                    図:2015年11月30日から2016年2月8日の解析結果
 
  • 観測条件(1)のデータを用いて解析を行いました。解析の期間は, 2015年11月30日から2016年2月8日の10週間(約2か月間)です。
  • ノイズレベル(注)を超えるような変動は見られません。

今回の結果は速報であり、より詳細な分析等により、今後内容が更新されることがあります。国土地理院では今後も継続的に地殻変動を監視していきます。
なお、本解析結果については、気象庁とも共有しています。

(注)干渉SARの精度は一般的には数cm程度とされています。また、衛星の観測条件が異なる場合、同じ地殻変動であっても、解析結果の見え方に違いが生じます。

干渉SAR(2015年8月24日~2016年2月8日) 2月17日公表 NEW
2015年8月24日から2016年2月8日のSAR解析結果
                    図:2015年8月24日から2016年2月8日の解析結果
 
  • 観測条件(1)のデータを用いて解析を行いました。解析の期間は, 2015年8月24日から2016年2月8日の24週間(約5か月間)です。
  • 南岳山頂火口の東側の広い範囲で最大6cm程度の衛星から遠ざかる地殻変動が見られます。

【噴火警戒レベル4】(噴火警戒レベルの期間:2015年8月15日~2015年9月1日)
干渉SAR(2015年8月17日~2015年8月31日) 9月1日公表
  • 観測条件(3)のデータを用いて解析を行いました。解析の期間は、2015年8月17日から8月31日の2週間です。
  • ノイズレベル(注)を超えるような変動は見られません。

干渉SAR(2015年7月22日~2015年8月19日) 8月28日公表
  • 観測条件(4)のデータを用いて解析を行いました。解析の期間は, 2015年7月22日から8月19日の4週間です。
  • 南岳山頂火口と鍋山の間で、最大8cm程度(注)の衛星に近づく地殻変動が見られます。
  • 桜島の北部から東部にかけて、衛星から遠ざかる向きの地殻変動が見られますが、気象等によるノイズが含まれている可能性があります。

干渉SAR(2015年8月10日~2015年8月24日) 8月28日公表
  • 観測条件(1)のデータを用いて解析を行いました。解析の期間は, 2015年8月10日から8月24日の2週間です。
  • 南岳山頂火口の東側の広い範囲で最大16cm程度(注)の衛星に近づく地殻変動が見られます。

2つの解析結果(2015年7月22日~2015年8月19日、2015年8月10日~2015年8月24日)による地殻変動は、前回の解析結果(2015年7月6日~2015年8月17日、2015年1月4日~2015年8月16日)から推定した変動源モデル(8月19日公表のページへ移動します)と整合しており、8月16日から24日の間では変動源に大きな変化は生じていないものと考えられます。

干渉SAR(2015年7月6日~2015年8月17日) 8月19日公表
  • 観測条件(3)のデータを用いて解析を行いました。解析の期間は,2015年7月6日から8月17日の6週間です。
  • 南岳山頂火口と鍋山の間を境に、東側で最大6cm程度(注)の衛星から遠ざかる地殻変動が、西側で最大5cm程度(注)の衛星に近づく地殻変動が見られます。

干渉SAR(2015年1月4日~2015年8月16日) 8月19日公表
  • 観測条件(2)のデータを用いて解析を行いました。解析の期間は、32週間(約7か月間)です。
  • 南岳山頂火口の東側の広い範囲で最大16cm程度(注)の衛星に近づく地殻変動が見られます。
  • なお、電波の照射方向が異なる解析結果(2015年7月6日~2015年8月17日)も合わせた解析から、地下の変動源の位置はこの変動の中心付近(鍋山の西)ではなく、昭和火口の下にあると推定されます(観測された地殻変動から推定した変動源モデル(暫定版)はこちらのページから参照ください)。

【噴火警戒レベル3】(噴火警戒レベルの期間:2010年6月1日~2015年8月15日)
干渉SAR(2015年6月1日~2015年8月10日) 8月19日公表
  • 観測条件(1)のデータを用いて解析を行いました。解析期間は、10週間(約2か月間)です。
  • 解析結果では、桜島を含む鹿児島(錦江)湾周辺において大気の影響と考えられる色の変化(ノイズ)が多く見られ、ノイズレベル(注)を超えるような変動は見られません。

○参考資料  
観測データは、火山噴火予知連絡会衛星解析グループを通して、JAXAから提供されたものです。
解析:国土地理院 原初データ所有:JAXA
GNSS連続観測によって得られる桜島周辺の地殻変動の状況について、次の基線図に示す基線変化グラフを見ることができます(1日1回更新)。

桜島周辺の観測基線図

火山災害対策用図および陰影段彩図

下記より画像データをダウンロードいただけます。

このwebページで公開している地理空間情報のご利用について

国土地理院コンテンツ利用規約に従ってご利用ください。
これらの写真等につきましては、
  • 現地の被災状況を心配されている国民の皆様への直接の情報提供
  • 関係機関が行う今後の対応等についての検討
等に対する重要な情報を提供する目的で行っています。
 

問合せ先

(だいち2号干渉SARによる変動に関すること)
地理地殻活動研究センター 地殻変動研究室長 矢来博司(直通 029-864-6925)
測地部 宇宙測地課長 和田弘人(直通 029-864-4813)

(GNSS連続観測結果に関すること)
測地観測センター 地殻監視課長 木暮弘幸(直通 029-864-5971)
測地観測センター 地殻監視課長補佐 菅富美男(直通 029-864-1569)

(火山災害対策用図および陰影段彩図に関すること)
応用地理部 企画課長 乙井康成 (直通 029-864-5917)
応用地理部 企画課長補佐 沼田佳典 (直通 029-864-5918)

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