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2010年4月4日メキシコ合衆国バハ・カリフォルニア州の地震に伴う地殻変動

合成開口レーダー(SAR)解析による地殻変動

作成:2010-04-09 更新:2010-04-12 English

地殻変動の特徴

 2010年4月4日にメキシコ合衆国バハ・カリフォルニア州(Baja California, Mexico)で、M7.2の地震が発生しました。日本の地球観測衛星 「だいち」(ALOS)に搭載された合成開口レーダー(PALSAR) のデータを干渉解析して、地殻変動分布を把握しました。
  • Laguna Salada断層系(Borrego断層,Pescadores断層を含む)に沿って地殻変動が見られます。
  • 震源から北西に約60km離れたアメリカ合衆国とメキシコ合衆国境界まで地殻変動が見られます。
  • 国境付近で最大80cm以上の衛星から遠ざかる地殻変動が観測されました。
  • 北西端の20~30kmでは位相の不連続が見られ、地震断層が地表に現れていることが示唆されます。
  • 画像には地殻変動以外の長波長の干渉縞も含まれているようです。

  • 干渉画像

    ScanSAR - ScanSAR 干渉処理




    FB - FB 干渉処理



    図中の茶色線は活断層を表す(Bird, 2009).

    参考文献:
    Bird, P. (2009), Long-term fault slip rates, distributed deformation rates, and forecast of seismicity in the western United States from joint fitting of community geologic, geodetic, and stress direction data sets, J. Geophys. Res., 114, B11403, doi:10.1029/2009JB006317.


    地震概要

    地震発生時刻 2010年4月4日 15:40 (現地時間)、2010年4月5日 07:40 (JST)
    2010年4月4日 22:40(UTC)
    震源位置 32.259°N, 115.287°W 深さ:10 km(USGS, 2010-04-09現在)
    マグニチュード 7.2 (USGS, 2010-04-09現在)
    死者数  2名(2010-04-09現在)

    分析に使用した人工衛星 と センサー

    日本の地球観測衛星 「だいち」(ALOS)に搭載された合成開口レーダー(PALSAR)

    広報・講演・論文発表

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