福井県敦賀市立敦賀南小学校で「地図教室」を開催しました

 北陸地方測量部では、11月13日に(一社)福井県測量設計業協会と共催で、敦賀市立敦賀南小学校の6年生36名を対象に、地図教室・測量実習を実施しました。

 北陸地方測量部が担当した「地図教室」では、2万5千分1地形図「敦賀」(紙地図)を用い敦賀南小学校の周辺の地形を説明し、旧版地形図、南極の地図について話しました。その後、プロジェクタを用いて地図の読み方や身近にある建物の写真等と共に地図記号をクイズ形式で説明し、新しい地図記号である自然災害伝承碑についても紹介しました。地図記号クイズや説明後の質問の時間では多くの児童から手があがり、地図に関してたくさんの意見が出ました。
なお、質問の中には、
「地図記号は何種類あるの?」
「昔、写真が撮れなかったときはどうやって地図を描いたの?」
など、地図について興味を持ってもらえたと感じる質問が多くありました。

 後半の「測量実習」では、 (一社)福井県測量設計業協会の方々が、目測、歩測による距離計測、定規を使用した高さ計測を行い、トータルステーションの測定結果との比較など測量の体験学習を行いました。

地図教室 測量実習