測量や災害対策への活用を目指した小型飛行体UAVの飛行試験を実施
小型飛行体UAVの飛行試験
国土地理院では、小型飛行体UAVを測量や災害現場での現況把握に用いるための調査・検討を進めています。6月15日(月)国土地理院構内において、各社のUAVの性能や運用方法を比較し、各UAVが適した活用分野を見極め、併せて課題を探るための飛行試験を行いました。
この飛行試験は、国土地理院のマニュアル飛行試験と併せて、一般社団法人東京都測量設計業協会50周年記念研修会の一環として行われ、国土地理院、 (株)パスコ、(株)エアロ・フォト・センター、ライカジオシステムズ(株)、(株)ニコントリンブル、ジオサーフ(株)の各社がUAVを持ち寄りマニュアル飛行による撮影や、プログラミング飛行による撮影など、UAVの性能や特性に合わせた飛行を行いました。
一般社団法人東京都測量設計業協会50周年記念研修会
最新測量技術を利用した技術研修会
今後の取り組み
今回のUAV飛行試験は、新技術として注目されているUAVを地理空間情報の効率的な取得手段として導入することを目指した取り組みであり、UAV操作の安全対策と有視界飛行の操縦技術、機体の特性把握など実用化向けた課題、UAVの活用の可能性を確認することができました。
国土地理院では、今後もこのような事例を積み重ね、低高度から高い頻度で撮影が可能なUAVについて、離島や有人機の近づけない危険箇所における防災や測量への活用可能性を追求するための取り組みを継続する予定です。
国土地理院では、今後もこのような事例を積み重ね、低高度から高い頻度で撮影が可能なUAVについて、離島や有人機の近づけない危険箇所における防災や測量への活用可能性を追求するための取り組みを継続する予定です。