令和6年能登半島地震に伴う地殻変動(第4報)

発表日時:令和6年1月15日(月)16時30分

概要

令和6年能登半島地震(M7.6、深さ16km(暫定値)、最大震度7)に伴う地殻変動を公表しておりましたが、その後通信復旧により追加取得された可搬型GNSS連続観測装置(REGMOS)「M珠洲狼煙」の観測データを基に、地殻変動情報を更新しました。(1月15日)

 令和6年(2024年)1月1日16時10分頃に発生した能登半島地震について、前報(2024年1月9日公表)以降、震源域周辺の電子基準点及び可搬型GNSS連続観測装置(REGMOS)で観測された1月13日までのデータも追加して解析した結果、能登半島北東部のREGMOS「M珠洲狼煙」で西北西方向に1.1m程度の変動、1.0m程度の隆起が新たに判明しました。なお、この値は観測点の傾斜や局所的な変動の影響を受けている可能性があります。
 REGMOSは、電子基準点の観測網を強化し石川県能登地方の活発な地殻変動をより詳しく捉えるために、令和4年(2022年)7月21日に設置したものです。
 今後も注意深く電子基準点等による地殻変動の監視を続けていきます。
 また、解析結果は今後も精査によって変更になることがあります。

添付資料

資料の利用方法

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出典記載例 「出典:国土地理院」

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
 国土交通省国土地理院
 測地観測センター 地殻監視課長    芝 公成  TEL 029-864-5971(直通)
 測地観測センター 地殻監視課長補佐 吉田 賢司 TEL 029-864-6259(直通)

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