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平成12年度第1回国土地理院研究評価委員会講評

(委員)
 ALOSの研究は、やるべき問題であり、大いにやっていただきたい。特に衛星データの精度の検証は重要である。従来の研究との位置づけをはっきりさせてほしい。

(委員)
 個々の研究が国土地理院の中でベースになっている実際の作業あるいは研究の中で、どういうふうに位置づけられているのか、どういう流れで進められようとしているのかというあたりが、見えてこないので評価がやりづらい。個々の研究を説明するときに、そのあたりを言っていただけると、非常にわかりやすくなるという感じがした。

(委員)
研究開発五箇年計画の4つの柱のどれに位置づけされるかというのはかなり明瞭になってきたが、現業との関係や、国土地理院でやっている研究の中の位置づけをはっきり見えるようにしてほしい。
 火山傾斜地の研究は、災害の研究と結びつけてほしい。3次元のデータをうまく見せて、どういう変化があるかというのをもう少しはっきりわかるような形で研究を進められるといい。有珠山のデータも今後たくさんとれると思うので、できればやっていただきたい。
 数値等高線データによる水系分類の研究。これは、題目の表現方法が引っかかる。また、DEMでやると今までうまくいかなかったので、こういうものでやるとうまくいくというのは評価できるかもしれない。それから、実際にそれをどういうふうに使うのか、そういうところと結びつけたような格好で進めていくといい。
 GIS技術を利用した地殻変動の研究は、今までにやっておくべき話であった。国土地理院のGPSデータ、三角測量のデータなどをまずデータベース化し、すぐにでも比較できるようにして、早くほかのところで使えるという体制をとっていただけるといい。
 東アジア・太平洋地域の研究だが、このようなデータの収集は非常に大切である。国土地理院の現業との結びつけとか、そういうスタンスがもう少しはっきりできないか。

(委員)
 国土地理院としては、テレストリアルリファレンスフレームという意味での位置に重点を置いて、周辺のデータの動きなり地殻変動をおさえていくのがいい。

(委員)
 国際協力の関係だが、いろいろな国際共同研究に積極的に参画していくのがいい。
 SARの干渉合成開口レーダの解析技術に関する研究だが、飛行機に積んだGPSの精度は、これから上がるはずだし、電子基準点を使うことで航空機の位置は、きちんと出せるようになるのかもしれない、あるいはジャイロを積むなど、どうやったら干渉SARがきちんとできるかという研究をもう少し行い、その実現の可能性を評価されるといい。原理的には、どうも不可能みたいなことを、どうやってハード的な面で解決していくのか。
 GPSとの関連で、ALOSを使ってやられるのは非常に結構だと思うが、水蒸気の問題は、基本的な問題であるので、いろいろ解析をされるといい。

(委員)
 税金を出す人は2つのことを望んでいる。役に立つということと、夢があるかということ。GPSで太平洋に出ていっていろいろなことをやるという夢のある研究は、積極的にやっていただきたい。

(委員)
 若い力を導入することで、スピードと成果の大きさが随分違ってくる。オーバードクターの人たちなどを活用すると、成果としては変わってくるのではないか。現実にそういう予備軍が在ると思うし、難しいところはあるかと思うが、そういうことも考えるといい。

(委員)
平成13年度の新規課題が6点挙がっているが、この中から3件、4件が残るということか。

(地理院)
はい。

(委員)
 研究形態として外部委託をするというのがあったが、そういうことは余りしないで、内部で若い人たちを使ってやっていかれた方がいい。

(委員)
 予算額と見比べたりして内容と照合していくうちに、300万、500万が、どういうふうに使われるのかなという素朴な疑問を持った。若い人を中で使えるようにというお金には少し足りないという気もし、お金のことは、もう少し整合させる方がいいという印象を持った。外部委託は、やはり行わない方向がいいと思う。

(委員)
 ポスドクを雇える費用というのはかなり出てきている。NASDAは地球フロンティアで、ポスドクばかり雇って仕事をしている。地球科学の方は、今まで全然就職口がなかったが、気象関係では、優秀な人が集まって研究ができるような状況になってきている。地理院も少し、ポスドクを雇えるような体制を考えていただけるといい。

(地理院)
科技庁経費で、オーバードクターを特別研究員として各研究機関等で受け入れる制度があり、国土地理院でも現在1名受け入れている。

(委員)
 土木系とか写真測量系の学生に目をつけて応募させれば、多少は来るかもしれない。

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