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地理空間情報で未来を共に形作る ~国連 GGIM 防災会議を令和2年2月末に我が国ではじめて開催~

掲載日:2020年2月21日(金曜日)

  
(2020年2月21日追記)国連GGIM防災会議は、主要な参加者から新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し不参加とする旨のご連絡が複数あったため、延期になりました。




  国土地理院、国連 GGIM 防災作業部会、国連 GGIM アジア太平洋地域委員会及び独立行政法人国際協力機構(JICA)は、2月25日(火)から26日(水)にかけ「国連GGIM防災会議」を我が国で初めて開催します。 SDGsアクションプラン2020(令和元年12月 SDGs 推進本部決定)に掲げられた「地球規模の測地基準座標系(GGRF)の普及」及び「地理空間情報によるパートナーシップの推進」を行い、災害や災害リスクの情報を共有するための地理空間情報分野の技術の活用を推進して参ります。

  この国際会議は、地球規模の地理空間情報管理に関する国連専門家委員会(UN-GGIM)が推奨する、災害や災害リスクの情報の共有や活用を推進するものです。UN-GGIMは、2011年に国連経済社会理事会の決議によって発足しました。国土地理院はこのUN-GGIMに発足当初から代表者を派遣しています。2019年からは、大木章一測地部長が、国連 GGIM 防災作業部会(WG-Disasters)の共同議長を務めています。また、国土地理院は、その高い専門性を活かして、測地基準座標系及びウェブ地図技術といった専門分野でも、UN-GGIMなど国際的な枠組みを戦略的に活用して専門技術の活用を推進しています。
  この会議では、各国の地理空間情報当局が、政府機関、学術、民間、国際機関等との間で横断的な協力関係を活用し、持続可能な開発目標(SDGs)、災害リスクの理解・管理・削減、災害復興への貢献を通じて未来を共に形作ることを目的として、様々な立場からの事例を共有し、具体的な技術移転を進めることを目指しています。 

開催概要

名称:国連GGIM防災会議(UN-GGIM WG-Disasters Conference 2020)
日時:令和2年2月25日(火)~26日(水)
場所:JICA市ヶ谷ビル内国際会議場
主催:国土地理院、国連GGIM防災作業部会、国連GGIMアジア太平洋地域委員会、国際協力機構(JICA)
参加予定国:インドネシア、トンガ、バングラデシュ、ベトナム、マレーシア、モンゴル他

プログラム(予定)

基調講演 インドネシア地理空間情報庁ハサン長官

セッション1 測地学・地理空間情報の災害リスク軽減への貢献

セッション2 災害リスク軽減の関係者による地理空間情報の活用

セッション3 地理空間情報を用いた災害対応と国土強靱化

セッション4 災害に対抗する地理空間技術

ウェブによる災害情報共有演習

参加登録

本会議は、 https://ggim-tokyo-2020.github.io/ja/ から登録頂ければ、先着順・無料で参加可能です。

CPD対象プログラム

本会議は、測量系CPD及び建設系CPDの対象プログラムとなっています。

問い合わせ先

(国連GGIM防災会議の内容に関すること)

国土地理院企画部

地理空間情報政策調整官 藤村英範(ふじむら ひでのり) TEL 029-864-6445(直通)

(国連GGIM防災会議への参加・取材に関すること)

国土地理院企画部

国際課長補佐 南秀和(みなみ ひでかず) TEL 029-864-6159(直通)