文字サイズ変更

  • 標準
  • 拡大
地理院ホーム  > 研究開発  > 3次元総プロ 最終更新日:2017年11月20日

3次元総プロ

国土交通省総合技術開発プロジェクト「3次元地理空間情報を活用した安全・安心・快適な社会実現のための技術開発」

プロジェクトの目的と概要

 準天頂衛星等による衛星測位技術、地理空間情報技術や情報通信技術(ICT)など、国家の基盤となる技術の進展により、今後、これらの技術を基盤として、地上における自分の位置を±1m以下の精度で即時に把握できることを前提に、歩行者の円滑な移動支援や適切な情報提供・推奨、災害時避難誘導等を可能とする高精度測位社会の実現が期待されている。
 しかし、衛星電波の届かない環境における統一した測位手法が存在しないこと、複雑な都市空間(地下街を含む公共的屋内空間等)を表現する3次元の地図が整備されていないこと等、期待される社会の実現にはいまだ大きな課題がある。
 本施策は、かかる課題を解決するため、ビル街や屋内の測位環境改善と屋内外測位の相互連携、公共的屋内空間を含む基盤的3次元地図の整備・更新等に関する技術開発を行う。これにより、屋内測位環境の整備・改善、3次元地図の整備・更新、及び新サービスの創出を促し、3次元地理空間情報を活用した安全・安心・快適な社会の実現に寄与する。

技術開発の内容

(1)都市空間の屋内外シームレス測位の実現に関する技術開発
 利用者が自分の位置をいつでもどこでも高精度に把握できる環境を構築するため、衛星による高精度測位が困難な屋外3次元空間(高層ビル街、橋梁下、高架下、歩行者回廊等)や統一的な測位環境が整備されていない公共的屋内空間(地下街、駅自由通路等)において、屋内外でシームレスな高精度測位を実現するため以下の技術開発を行う。
・屋外3次元空間における高精度衛星測位の適用範囲拡大のための技術開発
 測位精度に悪影響を与える、高層ビル等による乱反射電波(マルチパス)を、上空視界情報を用いて軽減することにより、衛星測位の適用範囲を拡大する技術を開発する。
・屋内測位の精度向上に関する技術開発
 測位情報に加え、3次元地図や人の移動履歴など、測位以外の情報も用いることにより、屋内精度を向上させる技術を開発する。
・屋内外の測位情報のシームレス化に関する技術開発
 ユーザが、様々な屋内測位手法の違いを意識することなく安心して使えるよう、データ処理方法の標準化を行うこと等により、特定の屋内測位手法に依存せず屋外の衛星測位とも調和的な屋内測位を可能とする技術開発を行う。
(2)社会基盤としての3次元地図の整備・更新技術の開発
 高精度測位によるサービスを提供するためには、高精度測位と調和した3次元地図が、社会基盤として体系的・安定的に整備・維持更新され、誰でも容易に活用できることが必要である。このため、複雑な都市空間の3次元構造を表現できる基盤的な3次元地図を効率的に整備・更新する技術を、既存の地図や要素技術を活用して開発する。また、関連技術を応用することにより高精度な3次元地図を効率的に作成する技術を開発する。

技術開発の効果

 屋内測位環境の改善や屋外における衛星測位との調和、地下街を含む公共的屋内空間等における3次元地図の整備の円滑化が想定され、3次元地理空間情報を活用した安全・安心・快適な社会の実現に貢献する。

委員会等の設置

 本施策を的確かつ確実に進めることを目的として、技術開発状況の全般について学識経験者、関係行政機関等からのご意見をいただくための委員会を設置するとともに、特に専門的な内容である屋内測位の高精度化・屋内外測位のシームレス化について検討するためのWGを、委員会の下に設置している。
 それぞれの実施状況は以下のとおり。
(1)委員会
第1回 委員会
第2回 委員会
第3回 委員会
第4回 委員会
第5回 委員会
第6回 委員会
(2)位置情報基盤WG
第1回 WG
第2回 WG
第3回 WG
第4回 WG
第5回 WG
第6回 WG
第7回 WG
第8回 WG
第9回 WG

シンポジウムの開催

3次元総プロに関連するシンポジウムを平成28年11月27日10:30~お台場で開催しました。内容については次のページをご覧ください。

問い合わせ先

このwebページに関するご意見・ご質問等は お問い合わせフォーム」よりお問い合わせ下さい。なお、問い合わせ内容は上記「技術開発の内容」と同じ構成になっていますが、総プロ全般や複数の分野にわたる場合などは一番下にある「3次元地図の整備・更新」までお問い合わせください。

ページトップへ