平成18年8月~9月の地殻変動について
発表日時:2006年10月10日(火)16時00分
全国の地殻変動概況
別紙1~7は、国土地理院が全国に展開しているGPS連続観測網の観測結果から求めた8月中旬から9月中旬までの1ヶ月間の地殻変動を表したものです。特に目立った変動は見られません。
トピックス
- 箱根山周辺では、8月頃から山体を挟む基線でわずかな伸びが観測されています。 (別紙8[PDF形式:82KB])
- 桜島周辺では、鹿児島(錦江)湾を挟む基線で長期的な伸びの傾向が見られます。 (別紙9[PDF形式:90KB])
問い合わせ先
国土地理院 〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 地理地殻活動研究センター 地殻変動研究室長 今給黎 哲郎 (029-864-6925) 地理地殻活動研究センター 地理地殻活動総括研究官 村上 亮 (029-864-2477) 測地観測センター 地震調査官 畑中 雄樹 (029-864-4825)
補足説明
- 全国の1年間の地殻変動(2005年9月中旬から2006年9月中旬まで、別紙10)[PDF形式:63KB]
- 北海道地方では、平成15年(2003年)十勝沖地震後の余効変動の影響が見られます。
- 伊豆半島東部では、3月末及び4月中旬から5月初旬にかけての伊豆半島東方沖の地震活動に伴う地殻変動が見られます。
- 硫黄島の変動ベクトルは、島内の地殻変動を表しています。
- その他の地方では、プレート運動による定常的な変動が見られます。