札幌市児童生徒社会研究作品展(札幌地区)

札幌市児童生徒社会研究作品展

作品展概要

主催:北海道教育地図研究会・札幌市教育地図研究会(第28回:札幌地区)

  • 作品展の概要
    • 「札幌市児童生徒社会研究作品展」は、札幌市の児童生徒の社会的なものの見方、考え方を育てると共に表現する力を高めるために、自由研究を中心に地図部門と社会科・生活科・一般作品部門で作品を募集し、児童生徒のより一層の学習向上に寄与することを目的に毎年10月~11月に開催されています。
  • 作品(19年度:10点)

札幌市立北辰中学校 2年 広吉夕奈

 

(国土地理院長賞)

 

私は今、問題になっている地球温暖化などの環境問題について調べ、それにもとづいて自分で考えた地球の未来予想をまとめました。データを自分で集計して、グラフなどを書いたことが特に大変でした。

100年後、地球がどうなってしまうのか、という事を、もっと多くの人たちに知ってもらいたいと思います。そして、未来の地球がどうなってしまうのかを一人一人もっと深く考え、環境の為にできる事を少しでも始めて欲しいと思います。


北海道教育大学附属札幌小学校 3年 廣川清音

 

(札幌市教育長賞)

 

私はこの作品を1年半ぐらいかけて作りました。サケ科学やちとせサケのふるさと館に何度も行ってサケのことを調べました。

もぞう紙ととう明シートに地図を作るときは橋が川からずれないようにするのが苦労しました。サケは札幌の町のまん中で産卵することがわかったので、サケたちのように豊平川の水をきれいにしてあげたいと思いました。


札幌市立菊水小学校 6年 新山紘史

 

(札幌市教育長賞)

 

僕の家のうらには、豊平川が流れています。「洪水の時はどうなってしまうのだろう」と思い、札幌市の洪水ハザードマップを調べました。すると、以外にも僕の家は浸水しないことが分かりました。理由を調べていくと、昔の土地の様子や地形に関係あることが分かりました。

一番大変だったのは、地形図から土地の高さを読み取ることと昔の地図を探して書いたことです。調べた事は、クラスのみんなにも役立ててほしいと思いました。


札幌市立北辰中学校 3年 川上 慧

 

(札幌市教育長賞)

 

新潟の地震をきっかけに、地球の力、自然の力について考えてみました。巨大台風の発生、気温の上昇、氷河の減少、CO2の削減など、温暖化のニュースが多くなっています。

人間の活動が地球に影響を与えていることが分かり、地球は大丈夫なのか、こわくなってきました。今、環境のために、できることを真剣に考えなければと思いました。

火山の噴火によってできた洞爺湖で、来年、サミットが行われます。環境に関して何が話されるのか楽しみです。


札幌市立厚別西小学校 3年 中嶋拓実

 

(教育地図研究会長賞)

 

大雪山は、北海道の中央ぶにそびえる火山ぐんの名しょうで、一つの山ではないので、大雪山けいともよばれています。国のとくべつ天然記念物にも指定されています。

山のもけいずを作っている時に等高線通りにいくのがむずかしかったです。でもつくっているうちに楽しくなってきました。昨年、黒だけを登ったので、来年こそは旭だけから黒だけにじゅうそうしようと思っています。


札幌市立中央中学校 1年 岩崎名絵

 

(教育地図研究会長賞)

 

私がこの作品を作ろうと思った理由は、社会科の授業で昔の札幌の地図を見て、山や川しかなかった札幌をどうやって大都市に発展させたのか知りたかったからです。

苗穂(なえぼ)地区を中心とした地図から、誰がどのようにして、この札幌を住みやすい都市にしたのかをまとめました。


札幌市立北辰中学校 2年 坂本大地

 

(日本地図センター理事長賞)

 

世界最大のカルデラをもつ阿蘇山、阿蘇山のカルデラのでき方は、爆発的な噴火によるものです。しかし、僕はそこから遠ざかり、神話に注目して調べてみました。

調べてみると、阿蘇山は自然だけでなく、神話の多い山だという事が分かりました。中でも、阿蘇が一番有名な「蹴烈伝説」からは、カルデラのでき方の他、「蹴烈伝説」から生まれた地名が、今でも数多く残っている事を学びました。


北海道教育大学附属札幌小学校 6年 藤木亮平

 

(日本地図調製業協会長賞)

 

今年の夏、僕は修学旅行で、函館に行きました。そこで、感じたことは「もっと函館のことを知りたい」ということでした。

僕の住んでいる街、札幌と比較しながら函館を調べ、特に夜景で有名な函館山と藻岩山について立体模型を作ってみました。二つの都市を比べることで、それぞれの都市への理解がより深まったと思います。


北海道教育大学附属札幌小学校 1年 入江雪子

 

(北海道新聞社賞)

 

いえのすぐちかくにポストがあるので、あいの里にはポストがどれだけあるのかなとおもい、なつ休みにしらべてみることしました。

まず、じてんしゃでまわりながら、あいの里にあるポストをちずにマークしました。それから、大きなゆうびんきょくにいってインタビューをしました。

ポストにはいろいろなかたちがあったり、ポストの中には、いろのちがうふくろがはいっていることがわかりました。


札幌市立西岡小学校 5年 西道明里

 

(NHK札幌放送局長賞)

 

私は、防災について調べました。なぜ防災について調べたかというと、地震や火災、水害にいつあうか分からないので、少しでも被害をふせげたらいいと思ったので、この新聞を作りました。

防災について調べているうちに、あらためて災害がおそろしいものだという事が良く分かりました。災害は、本当にいつくるか分かりません。だから、日ごろから災害にそなえての心構えをしておきたいです。