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地理院ホーム  > 防災関連 > 長野県北部を震源とする地震に関する情報 最終更新日:2015年1月29日

長野県北部を震源とする地震に関する情報

長野県被災地の斜め写真、都市圏活断層図等を地理院地図上に表示しています。

○写真の撮影日について
 斜め写真の撮影日は、平成26年11月24日(月)です。

だいち2号干渉SARによる変動の検出について

陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)(宇宙航空研究開発機構:JAXA)が観測した合成開口レーダー(PALSAR-2)画像の分析から、11月22日に長野県北部で発生した地震(M6.7(暫定値)、深さ5km、最大震度6弱)及びその後の余震に伴う地殻変動を明らかにしました。
画像をクリックすると地理院地図に解析結果が表示されます。
SAR解析結果

使用したデータ一覧

地理院コンテンツ名の列をクリックすると、地理院地図に解析結果が表示されます。
地理院地図コンテンツ名 2014年9月29日~2014年11月24日 2014年9月30日~2014年11月25日 2014年10月14日~2014年11月25日 2014年10月2日~2014年11月27日 2014年9月19日~2014年11月28日
地震前 9月29日 11時29分 9月30日 11時48分 10月14日 11時48分 10月2日 12時30分 9月19日 23時44分
地震後 11月24日 11時29分 11月25日 11時48分 11月25日 11時48分 11月27日 12時30分 11月28日 23時44分
衛星進行方向 南行 南行 南行 南行 北行
電波照射方向
入射角 61.8° 41.1° 41.1° 36.8° 38.9°


 

解析結果からわかること

○SAR干渉画像からわかること
【9/29-11/24】合成開口レーダーによる地殻変動 (地理院地図(画像の表示)へ
得られた干渉画像では、震源に近い白馬村や小谷村、その東にある長野市、小川村を中心とした30km四方程の範囲で明瞭な地殻変動の広がりが見られ、GNSS観測で目立った変動が見られた電子基準点「白馬」(11月23日公表)の東側で変動が集中しています。また、神城(かみしろ)断層沿いに、その東西で変位の不連続が見られますが、一部非干渉の地域があり、断層との関係については更なる解析が必要です。
なお、今後の詳細な分析により、解析結果が更新されることがあります。

○11月27日までの解析結果を総合してわかること地理院地図(画像の表示)へ
  1. 白馬村を中心とする東西約30km南北約30kmの地域に地殻変動が見られます。特に神城断層沿いの東側に地殻変動の集中が見られ、飯森駅の東部では約1mの変位も見られます。
  2. 神城断層を挟んで、東側は西向・上方に最大約1m変動し、西側は東向・下方に最大20cm程度変動したことがわかりました。これは、東西に地殻が短縮したことを示しています。
  3. 地殻変動分布を示すSAR干渉画像において、色が急激に変化する境界線は、地表地震断層など、境界線の両側で地表変位が急激に変化する位置を示しています。この地殻変動分布から震源断層の長さは約20kmであるとみられます。その内、南部の約10kmは既知の神城断層の位置と良く一致します。
  4. 小谷村の姫川の東側の山間部で、地すべりによる変位が見られます。
  5. 今後、地下の震源断層の位置、大きさ、すべり量を推定するなど、分析をすすめる予定です。
SAR解析結果と断層等の重ね合わせ図
これらの解析結果は、11月28日に開催された第205回地震予知連絡会に提供されました。

○参考資料
下記をクリックすると説明ページへ移動します。
このデータは、地震予知連絡会SAR解析ワーキンググループの活動により得られたものです。
解析:国土地理院    原初データ所有:JAXA

地表変形調査

 国土地理院が解析を行った「だいち2号」(ALOS-2)のSAR干渉画像 の中には、衛星と地表間を結ぶ距離の変化を示す色が急激に変化する境界線が見られます。南部の白馬村では干渉領域と非干渉領域の境界線が都市圏活断層線と一致する箇所が多い一方、北部の小谷村では、干渉領域の中に色(干渉位相)の不連続線が見られます。この北部の小谷村内の位相不連続線の現地調査を2014年12月2日に実施し、2箇所で地表変形を確認したので報告します。
 詳細は下記のページをご覧ください。

都市圏活断層図

図名 白馬岳(geotiff形式:66.7MB)
調査編集年 平成10年調査
凡例 凡例データ(pdf形式:372KB)
断層帯名 糸魚川-静岡構造線
技術資料番号 D1-No.368

国土地理院コンテンツ利用規約に基づく出典の記載をお願いします。

基準点成果の公表停止について

平成26年11月22日に発生した長野県北部を震源とする地震に伴い、長野県長野市、北安曇郡小谷村、白馬村を中心に顕著な地殻変動が観測されたため、当該地域及びその周辺に位置する基準点183点(電子基準点1点、水準点20点、三角点等162点)の測量成果の公表を停止しました。
詳細は下記のwebサイトをご覧ください。

このwebページで公開している地理空間情報のご利用について

国土地理院コンテンツ利用規約に従ってご利用ください。
これらの写真等につきましては、
  • 現地の被災状況を心配されている国民の皆様への直接の情報提供
  • 関係機関が行う今後の対応等についての検討
等に対する重要な情報を提供する目的で行っています。

問合せ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番

(災害対応全般に関すること)
国土地理院企画部
地理空間情報政策調整官 石関隆幸 (直通 029-864-4512)
防災推進室長 宮口誠司 (直通 029-864-6572)
防災推進室長補佐 藤本和彦 (直通 029-864-6275)
FAX 029-864-1658

(だいち2号干渉SARによる変動に関すること)
国土地理院測地部
宇宙測地課長 和田弘人 (直通 029-864-4813)
FAX 029-864-1802

国土地理院地理地殻活動研究センター
地理地殻活動総括研究官 飛田幹男 (直通 029-864-2477)

(空中写真に関する技術的なこと)
国土地理院基本図情報部
管理課長 下山泰志 (直通 029-864-4841)
管理課長補佐 甲斐納 (直通 029-864-4856)
FAX 029-864-1803

(都市圏活断層図に関すること)
国土地理院応用地理部
企画課長 田崎昭男 (直通 029-864-5917)
企画課長補佐 清水雅行 (直通 029-864-5918)
FAX 029-864-1804

(電子基準点による地殻変動に関すること)
国土地理院測地観測センター
地殻監視課長 木暮弘幸 (直通 029-864-5971)
地震調査官 宮川康平 (直通 029-864-4825)
FAX 029-864-8381

(基準点成果公表停止に関すること)
国土地理院測地部
測地基準課長 田中博幸 (直通 029-864-4796)
測地基準課長補佐 小門研亮 (直通 029-864-4816)
FAX 029-864-1802

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