平成24年全国都道府県市区町村別の面積を公表【近畿地方測量部】

発表日時:2013年01月31日(木)14時00分

近畿地方の面積は1年間で2.37km2(甲子園球場約61個分)増加

 平成24年10月1日現在の国土の面積をとりまとめた平成24年全国都道府県市区町村別の面積を本日公表しました。
 とりまとめの結果、国土の面積は、1年間(平成23年10月2日~平成24年10月1日)で5.07km2増加し、377,959.91km2になりました。近畿地方(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の埋立による面積増加は、地方毎では全国で1番大きく2.37km2増加しました。
 国土の増加面積は、昨年の増加面積(4.74km2)よりも大きい5.07km2(甲子園球場130個分)となっています。(資料-1、3)※甲子園球場の面積は0.039km2
 都道府県別でみると、埋立による増加面積が全国で最も大きいのは、大阪府の2.14km2(うち2.04km2は関西国際空港の新たな埋立)で、兵庫県の0.23km2が5番目です。(資料-1、 7)
 市区町村別では、埋立による増加面積が全国で最も大きいのは、大阪府泉佐野市の1.33km2で、大阪府田尻町の0.36km2が4番目、大阪府泉南市の0.35km2が5番目、兵庫県尼崎市の0.23km2が6番目です。(資料-1)
 また、都道府県別面積の順位を資料-4に、面積の大きい市区町村や小さい市区町村を資料-5(全国)と資料-6(近畿地方)にまとめました。

資料

資料-1 一年間の変化 (1)埋立による変化【PDF 85.4KB】
資料-2 一年間の変化 (2)廃置分合による変化【PDF 44.9KB】
資料-3 国土面積と市区町村数の推移(昭和63年~平成24年)【PDF 55.5KB】
資料-4 都道府県別面積の順位【PDF 83.1KB】
資料-5 市区町村別面積の順位 大小各20位【PDF 98.3KB】
資料-6 近畿地方の市区町村別面積の順位 大小各20位【PDF 111KB】
資料-7 関西国際空港の新たな埋立による面積増加箇所(位置図)【PDF 217KB】

 全国都道府県市区町村別面積をとりまとめた結果は、国土地理院ウェブサイトの「GIS・国土の情報/全国都道府県市区町村の面積」で公表しました。
 なお、とりまとめの結果は、前年の面積値に埋立や境界変更等による増減を数値加算して面積値を算出しているため、東日本大震災による地殻変動等の影響は含まれておりません。これらの影響を反映するためには、全国的に整備中のデジタル地図データ(電子国土基本図)により、面積値を高精度に再計測する必要があり、その検討を進めております。
 国土の面積の公表は、明治15年(1882)に太政官統計院によって初めて実施され、人口統計と並ぶ古い歴史を持っています。昭和35年(1960)からは国土地理院が、『全国都道府県市区町村別面積調』として毎年公表しています。面積値は、国勢調査報告における人口密度算出や地方交付税算定(地方交付税法第12条)の基礎データとなるなど、様々な分野で利用されています。

問い合わせ先

国土地理院近畿地方測量部 測量課
TEL:06-6941-4507(代表)

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