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石川県能登半島沖を震源とする地震に伴う地殻変動(第1報)

発表日時:2007年03月25日(日) 17時00分

 国土地理院(院長 藤本 貴也(ふじもとたかや))は、電子基準点を全国に展開し連続的な地殻変動観測を実施しています。
 3月25日9時42分ころ能登半島沖(輪島市の南西約30Km)で発生した地震(M6.9、深さ約11km、最大震度6強)に伴う地殻変動が、能登半島に設置されている電子基準点で検出されました。

 電子基準点で認められた水平変動は、志賀町富来(とぎ)で南西方向へ約25cm、穴水町大町で北西方向へ約13cmでした。
 なお、変動量の数値については地震後2時間の観測データを使用して解析した暫定的な結果です。
 この地殻変動から、震源断層モデルを推定しました。断層の形状を長方形と考えて推定したところ、断層の向きは、ほぼ北東-南西方向、大きさは、長さ約21km、幅約14㎞で、北西から南東に傾き下がる右横ずれを含む逆断層(傾斜角56度)であることが分かりました。上端部の深さは約1km、すべり量は約1.4mです。これは、南東側の地塊が北西側にのり上げるような断層運動によるものと考えられ、余震域ともほぼ対応します。この断層運動から導かれるモーメントマグニチュードは約6.7となりました。

 国土地理院では、今後も電子基準点観測データにより地殻変動の監視を継続的に続けていきます。

 また、国土地理院は、緊急に輪島市周辺の災害状況図を作成するため、本日、4名の職員を現地に派遣しました。

問い合わせ先

国土地理院 〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番       029-864-1111(代表)
 <GPS連続観測について>
      測地観測センター 地殻監視課長 宮崎 孝人   029-864-5971(直通)

 <地殻変動・断層モデルについて>
  地理地殻活動研究センター 研究管理課長 宇根 寛    029-864-5969(直通)
             地殻変動研究室長 飛田 幹男   029-864-6925(直通)

 <現地調査について>
        地理調査部 企画課課長補佐 佐藤 宗一郎  029-864-5918(直通)
      北陸地方測量部 防災情報管理官 益子 栄    076-441-0888(直通)

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