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地理情報標準とは

地理空間情報

 地理空間情報活用推進基本法の第2条に、「地理空間情報」が定義がされています。
 
 法律において「地理空間情報」とは、第一号の情報又は同号及び第二号の情報からなる情報をいう。
  一  空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報(当該情報に係る時点に関する情報を含む。以下「位置情報」という。)
  二  前号の情報に関連付けられた情報

 上記条文の第一号では、“当該情報に係る時点に関する情報を含む”とあります。したがって、地理空間情報は、地球上の位置だけでなく、時間軸上の位置も対象とします。
 

  地理空間情報=「位置情報」+「位置情報に関連付けられた情報」

  位置情報には時間軸上の位置も対象とする。
  地理空間情報を利用すると、色々と便利なことが出来る。

地理情報標準とは

 地理情報標準は、GISの基盤となる空間データ(地理空間情報)を、異なるシステム間で相互利用する際の互換性の確保を主な目的に、データの設計、品質、記述方法、仕様の書き方等のルールを定めたもので、政府のGIS関係省庁連絡会議(現:地理空間情報活用推進会議)では政府の標準と位置づけ、率先して使用し、その普及をはかることとしています。

 地理情報標準は、平成11年当初、ISO/TC 211[国際標準化機構(ISO)の211番目に設立された地理情報に関する専門委員会(TC)]で検討されている項目のうち、空間データの整備等に必要な基本項目について、ISO/TC 211の国際標準(案)を基に、国土地理院と民間企業との官民共同研究により、国内標準となる「地理情報標準(第1版:JSGI1.0)」として作成されました。
 その後、国際標準(案)が国際標準化され、さらに順次国内標準化[JIS(日本工業規格)化]されたことを受けて、国土地理院では、それら国際標準(ISO規格)、国内標準(JIS規格)に準拠し、内容を実利用に即して絞り体系化した、より実用的な「地理情報標準プロファイル(JPGIS)」を平成17年1月に作成しています。

 現在はJPGISを随時更新しており、最新版は平成25年4月に更新されたJPGIS2014となっています。JPGISを利用することで、データの定義・構造・品質・記録方法等を共通のルールで明確に記述した製品仕様書、中立的で共通のルールにしたがった交換標準となるデータを作成することができます。JPGIS準拠で整備されたデータをGISで利用する場合には、一般的には各々のシステムの内部形式に変換して使用し、データ交換時には標準の形式で交換します。また、JPGIS準拠の製品仕様書は、データ作成時には発注仕様書として、データ交換時には説明書として使用することができます。

 JPGISの利用が進むことで、データの相互利用しやすい環境が整備され、異なる整備主体で整備されたデータの共用、システム依存性の低下、重複投資の排除等の効果を期待することができます。

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