文字サイズ変更

  • 標準
  • 拡大
地理院ホーム  > 2013年報道発表資料  > 横手盆地東縁・双葉・関東平野北西縁断層帯の都市圏活断層図を公開  

横手盆地東縁・双葉・関東平野北西縁断層帯の都市圏活断層図を公開

発表日時:平成25年10月31日(木)14時00分

-最新の知見により活断層の詳細な位置を表示-

 国土地理院は、都市圏活断層図(横手盆地東縁断層帯とその周辺)「田沢湖」「横手」「湯沢」、(双葉断層帯とその周辺)「亘理」「相馬」「南相馬」、(関東平野北西縁断層帯とその周辺)「高崎」の7面を11月1日(金)に公開します。(資料1-1)(資料1-2)(資料1-3
 都市圏活断層図は、空中写真の判読等によって活断層を抽出し、詳細な位置や断層のずれの方向などを2万5千分1地形図上にまとめたもので、今回の公開により作成面数は全国で163面となります。(資料9
 地域防災計画の策定やハザードマップ作成など、国、地方公共団体が実施する防災・減災対策や地域の適正な開発・保全などの基礎資料として活用されることが期待されます。

今回の調査で得られたこと

1.横手盆地東縁断層帯とその周辺「田沢湖」「横手」「湯沢」

 これらの地図には、生保内(おぼない)断層10.4km、白岩(しらいわ)断層14.2km、太田(おおた)断層5.3km 千屋(せんや)断層14.0km、金沢(かねざわ)断層9.9km、杉沢(すぎさわ)断層3.7km、横手(よこて)断層12.3km、赤坂(あかさか)断層7.1km、大森山(おおもりやま)断層14.7km、東鳥海山(ひがしちょうかいさん)断層15.6km、その他の活断層・推定活断層が表示されています。(注:断層の長さは本図に表示されている範囲です)
(1)白岩断層は、仙北市田沢湖卒田(そつだ)から大仙市太田町太田まで延びる、西側下がりの縦ずれ※断層です。玉川以北の長さ約2㎞の区間は今回の調査によって活断層と認められました(資料2-A)。また、断層西側にある西側下がりの2本の断層についても今回の調査によって活断層と認められました(資料3-A、B)。
(2)東鳥海山断層は既存資料の「新編日本の活断層(活断層研究会、1991)」では湯沢市前森三丁目から湯沢市相川麓の区間を表示していますが、今回の調査で、北側の湯沢市岩崎から湯沢市前森三丁目まで、南側の湯沢市相川麓から高松川付近までについても活断層と認められました(資料4-A、B)。

2.双葉断層帯とその周辺「亘理」「相馬」「南相馬」

 これら地図には、双葉断層帯約66km、その他の活断層・推定活断層が表示されています。(注:断層の長さは本図に表示されている範囲です)
(1)双葉断層帯は、宮城県亘理町から福島県相馬市を経て南相馬市にかけてほぼ南北方向に延びています。全体として左横ずれが卓越し、西側隆起成分を伴う断層です。双葉断層帯に属する断層として、複数の推定活断層トレースを認定しました。(資料5-A
(2)南相馬市大谷地付近から南相馬市金谷付近までの約13kmが今回の調査により確実な活断層として認められました。双葉断層帯の確実な活断層である相馬市初野町から南相馬市金谷にいたる約32kmの区間で、左横ずれを主体とする断層運動を行っていると考えられます。(資料6-A

3.関東平野北西縁断層帯とその周辺「高崎」

 この地図には、深谷(ふかや)断層20.1km、磯部(いそべ)断層4.3km、その他の活断層・推定活断層が表示されています。(注:断層の長さは本図に表示されている範囲です)
(1)深谷断層は、高崎市中室田から根小屋まで延びる北東側下がりの縦ずれ※断層です。本図の中の深谷断層は大きく3つに分けられます。
1)北側の高崎市岩城から菖蒲沢(2.5㎞)は,北北東・南南西走向で,南東側下がりの縦ずれ断層が認められ、活撓曲※を伴う箇所も見られます。この部分は,今回の調査で活断層として新たに認められました。(資料7-A
2)高崎市梁場から上豊岡町(11.3㎞)は2~4本のほぼ平行した断層線が認められ、下里見付近で2本に分岐しています。また、撓曲変位を伴う個所も見られます。(資料7-B
3)南側の高崎市乗附から根小屋(6.3㎞)は北東下がりの縦ずれ断層が認められます。根小屋より南の深谷断層は「本庄・藤岡」の図に示されています。(資料7-C
(2)磯部断層は、安中市正善から富岡市大日まで延びる北西側下がりの縦ずれ断層です。安中市日向から新地までは伏在になっています。(資料7-D

「※」は、資料8の「7.用語の説明」を参照

添付資料

  資料1 都市圏活断層図作成位置図
   1-1 横手盆地東縁断層帯「田沢湖」「横手」「湯沢」 【PDF形式:442KB】
   1-2 双葉断層帯「亘理」「相馬」「南相馬」 【PDF形式:397KB】
   1-3 関東平野北西縁断層帯「高崎」 【PDF形式:1179KB】
  資料2 都市圏活断層図「田沢湖」の一部 【PDF形式:777KB】
  資料3 都市圏活断層図「田沢湖」「横手」の一部 【PDF形式:651KB】
  資料4 都市圏活断層図「湯沢」の一部 【PDF形式:651KB】
  資料5 「亘理」「相馬」「南相馬」の一部 【PDF形式:483KB】
  資料6 都市圏活断層図「「南相馬」」の一部 【PDF形式:1101KB】
  資料7 都市圏活断層図「高崎」の一部 【PDF形式:1906KB】
  資料8 全国活断層帯情報整備(「都市圏活断層図」作成)について 【PDF形式:552KB】
  資料9 都市圏活断層図整備地域一覧図 【PDF形式:1890KB】
 都市圏活断層図は、国土地理院のホームページ「地理院地図」で閲覧することができます。詳しくは下記のページをご覧ください。
   http://portal.cyberjapan.jp/site/mapuse4/?lkey1=fm&lopa1=1
 また、都市圏活断層図は、1部1,000円(税込み)で全国の主な地図取扱書店で入手できます。

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番  国土地理院 応用地理部 防災地理課   課長  村岡 清隆 TEL 029-864-6920(直通)   課長補佐  中澤 尚 TEL 029-864-6921(直通)   技術専門員  増山 収 TEL 029-864-6267(直通)          029-864-1804(FAX)  

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。

ページトップへ