平成30年度 九州地方測量部が実施した出前講座状況
平成30年度 九州地方測量部が実施した出前講座状況 九州地方測量部が実施した出前講座を紹介しています。
地図ができるまで ~福岡市立南市民センター~(平成30年5月16日)この講座は、地図をどのようにして作成するのか、また、空中写真を利用した地図作成について紹介したものです。当日は、伊能忠敬研究会九州支部の方々に講座を開催しました。
電子基準点を設置している管内の小・中学校への出前授業 通称:「学校へ行こう」プロジェクト九州地方測量部では、広報戦略に基づくリーディング・プロジェクトとして、電子基準点を設置している管内の学校に当部職員が出かけて、通称「学校へ行こう」プロジェクトを、平成27年度(2015年)から始めています。
電子基準点は全国に1,318点が設置され、九州管内では163点設置されており、その3割が小学校や中学校等の学校敷地にあります(平成31年4月1日現在)。電子基準点の保守や点検等のため学校を訪れる機会も多く、そうした機会を利用して、児童・生徒のみなさんに、電子基準点の役割や国土地理院の業務の紹介、地図の約束ごとや地図ができるまでを紹介しています。そして、身近な地域の地図や空中写真の変遷を見てもらい、私たちが住んでいる地域に、どういった地形的な特徴があるか、どのように変わっていったかを実際に確かめ、知ってもらうことで、近年増えてきた自然災害から身を守ることの重要性を伝えています。 また、児童・生徒のみなさんからは、「プールの横にあるアイスクリームみたいなものが、ちゃんと名前があり、仕事があることを初めて知った。」、「電子基準点の中にヒーターや扇風機などが入っているのにびっくりした。」、「電子基準点があることによって正確な地図を作成できることを知った。」、「電子基準点が日本の地殻変動を捉えているってすごい!」、「地域の災害の現象が明らかになり、興味を持ちました。」、「ハザードマップの重要性がわかり、家に帰って家族に知らせ一緒に確認したいです。」など、暖かい多くの感想が寄せられ、職員の励みとなり広報マインドを高めてもらっています。 最後に、本プロジェクトに御協力を頂いた小中学校の学校長をはじめとする先生方に感謝申し上げますとともに、引き続き平成31年度も本プロジェクトに対する御協力の程をよろしくお願い致します。
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