最終更新日:2019年3月14日

「測量の日」記念フェア2018を開催

 近畿地方測量部は、6月7日(木)に大阪合同庁舎第4 号館において、(一社)大阪府測量設計業協会及び大阪土地家屋調査士会と共同で「測量の日」記念フェア2018を開催しました。
「測量の日」記念フェア2018は、「第22 回近畿地方測量技術発表会」、「パネル展」、「測量機器・システム展」の3つのセッションで構成されており、計263名の方にご来場いただきました。
 第22 回近畿地方測量技術発表会では、6 名の方から、最新の測量技術や地理空間情報の共有の取り組み等に関する発表がありました。
講演会の内容は以下のとおりです(敬称略)。

講演1.「高精度測位社会に向けた国土地理院の取り組み」
国土地理院 物理測地課長 矢萩 智裕
講演2.「地理空間情報の新しい活用をめざす道路占用協議・申請システム」
GIS 大縮尺空間データ官民共有化推進協議会 一氏 昭吉
講演3.「土地家屋調査士としてのデータ共有化の検討と取り組み
土地家屋調査士 神前 泰幸
講演4.「UAV 搭載型レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)等について」
国土地理院 専門調査官 星野 秀和
講演5.「環境調査への無人航空機の活用」
(株)環境総合テクノス 末国 次朗
講演6.「UAV 活用による土砂災害調査報告」
中央復建コンサルタンツ(株)刈谷 友紀

 パネル展及び測量機器・システム展では、最新の測量機器や計測技術に関する展示がなされ、熱心に意見交換されている様子も見られました。
 近畿地方測量部は、床に展示した近畿地方の余色立体地図による空中散歩疑似体験コーナーを設けたほか、大阪の年代別の空中写真及び地形図の展示、地理院地図や国土地理院の災害対応の紹介等を行いました。
 近畿地方測量部では、今後とも地理空間情報等の情報発信のため、産学官で協力・連携を図りながら継続的に取り組みを進めて参ります。
発表会のようす 多くの人がスクリーンを見ています
  第22 回近畿地方測量技術発表会の様子

国土地理院が作成した空中散歩マップを見ています      出展企業の最新測量機器やサービスが展示されています
        パネル展の様子                          測量機器・システム展の様子