国土地理院概要

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国土の地図を作る

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編集ソフトを用いて地図を作成している様子

全ての地図の基礎となる地図を作っています

国土地理院が作る地図は全ての地図の基礎であり、国土の管理や防災対策などを推進する上で、重要な役割を担っています。

作成される地図は2つに大別され、道路・建物・河川などの基本的な情報を国土全域にわたり整備している「電子国土基本図」と、その上に活断層や地形分類、土地利用などの情報を上乗せした「主題図」があります。

これらの地図は紙地図や、電子媒体で提供され、地方公共団体がハザードマップを作る際や、民間企業が観光マップ・地図アプリなどを作る際のベースの地図としても利用されています。

みなさんが普段使っている地図も多くは国土地理院の地図がベースになっています。

地図

国土地理院が作る地図

電子国土基本図 ─我が国の基本となる地図─

国土の管理や領土の明示に必要な我が国の基本図として「電子国土基本図」を整備しています。電子国土基本図は、「地図情報」、「オルソ画像(正射画像)」、「地名情報」で構成され、三位一体で国土を表しています。

地図情報

地図情報

基盤地図情報*に国土管理などに必要な構造物などの項目を加えたもので、我が国全域を覆う地図として整備しています。

オルソ画像

オルソ画像

空中写真を地図と重ね合わせて表示できるように加工した画像であり、地図情報の作成・更新資料としても整備しています。

地名情報

地名情報

位置を検索する鍵となる基本的な情報として、居住地名、自然地名、公共施設などの情報を整備しています。

基盤地図情報:電子地図上の位置の基準として共通に利用される、道路縁、建築物の外周線などの位置情報。

主題図 ─特定のテーマについて詳しく描き表した地図─

主題図は、利用目的に応じてある特定の主題を表現した地図で、災害の予測や防災対策、調査・研究・教育のための基礎資料などに利用されるものです。

例えば土地条件図は地形を形態、成り立ち、性質などから分類して、その土地が台地なのか、「氾濫平野」や「自然堤防」といった低地なのか等を示した地図です。そうした地形の分類から自然災害リスクを推定することができるほか、地域開発等の計画策定に役立っています。

主題図

登山者の軌跡で地図を描く

近年、スマートフォンの位置情報機能を用いて自身の登山経路情報を記録し、登山コミュニティサイトに投稿して、仲間と共有する登山者が増えています。

国土地理院では、登山コミュニティサイトの運営企業と協力し、投稿された膨大な数の登山経路情報などを活用して、地形図の登山道情報を更新しています。地形図の登山道情報が最新の状態になることで、登山者の安全や利便性の向上が図れます。

みなさんの足跡が国土地理院の地形図に刻まれているかもしれません。

登山道調査
登山者の経路情報を収集
登山道情報を更新
地形図の登山道情報を更新
凡例