紀伊半島地区
概要
- 紀伊半島南部は南海地震の震源域、紀伊半島東側は東南海地震の震源域となっています。繰り返し発生する両地震のメカニズム解明や次の地震への準備状況を把握するために、重点的に調査観測を行っています。
- 高精度な水準測量を繰り返し実施することで、地盤の上下変動を監視しています。
水準路線

結果
1944年東南海地震及び1946年南海地震をはさむ期間とそれに引き続く期間に紀伊半島先端部が大きく隆起し、1980年代以降は、長期的に半島先端部の沈降が継続しています。
紀伊半島東側

紀伊半島西側

参考
地震予知連絡会会報 第107巻(外部ページ、別ウィンドウで開きます。) (より詳細なデータが掲載されています。)