作業規程の準則の一部改正について

 国土地理院では、公共測量における標準的な作業方法等を定め、その規格を統一するとともに、必要な精度を確保することを目的に「作業規程の準則」を定めています。このたび近年の新しい測量技術の普及状況等を踏まえ、3年ぶりに作業規程の準則を一部改正しました。

作業規程の準則の掲載ページ

作業規程の準則のページに改正した条文、付録及びこれらの新旧対照表を掲載しています。
 作業規程の準則のページ
 公共測量のページ 

主な改正内容

    ■ 第17条(機器等及び作業方法に関する特例)第3項に基づく以下のマニュアルについて、精度検証などに基づき準則に導入
    • 電子基準点のみを既知点とした3級基準点測量マニュアル(案)
    • UAV搭載型レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)
    • 車載写真レーザ測量システムを用いた三次元点群測量マニュアル(案)
    • 航空レーザ測深機を用いた公共測量マニュアル(案)
    ■ 「第4編 三次元点群測量」を「第4編 地形測量及び写真測量(三次元点群測量)」に名称変更し構成を見直し
    • 「航空レーザ測量」を第4編に移す
    • 「車載写真レーザ測量」は点群測量と統合し、第4編に位置付ける
    • 「地上レーザ測量」と「地上レーザ点群測量」は統合し、「地上レーザ測量」として第4編に移す
    ■ 基準点の永久標識の埋設方法に地下埋設法を追加
    ■ 数値地形図の「側溝」の地図記号に「管渠型」を追加

新たな「作業規程の準則」は令和5年4月1日から施行

意見募集の結果

作業規程の準則の一部改正について、令和5年1月6日から令和5年2月6日まで、御意見を募集し、69件の御意見をいただきました。
この意見募集の結果について、電子政府の総合窓口(e-Gov)のパブリックコメントで公表しました。

 測量法第34条で定める「作業規程の準則」の一部改正に関する意見募集の結果について

問い合わせ先

国土交通省国土地理院  企画部
 測量生産性向上推進官   吉武 勝宏 TEL:029-864-2194(直通)
 技術管理課長         桶屋 敏行 TEL:029-864-6972(直通)
 技術管理課長補佐      山中 雅之 TEL:029-864-6046(直通)