測量と地理空間情報関連メールニュース vol.71
令和3年度第3号(令和3年10月11日発行)
1.中国地方測量部からのお知らせ
1.「第60回地図ならびに地理作品展」(広島県)
広島県において、児童生徒の地図に関する作品展として「第60回地図ならびに地理作品展」(主催:広島県地理作品展運営委員会、会場[期間]:広島市こども文化科学館[9月4日~18日])が開催されました。9月3日の審査会を経て選出された優秀な作品が、広島市こども文化科学館に展示されました。優秀な作品には、国土地理院長賞や国土地理院中国地方測量部長賞をはじめ様々な賞が授与されました(各賞とも小学校、中学校、高等学校それぞれ1点ずつ授与)。
なお、特に優秀な作品(国土地理院長賞:3点、国土地理院中国地方測量部長賞:3点)は、全国の秀作を一堂に集めた「第25回全国児童生徒地図優秀作品展」へ出展します。
この作品展は、令和4年1月より、国土地理院地図と測量の科学館(1月4日~2月20日)、国土交通省ロビー(1月5日~1月12日)、科学技術館ギャラリー(1月13日~1月17日)、NHK大坂放送会館アトリウム(2月25日~3月7日)の4会場において順次展示される予定です。
「第25回全国児童生徒地図優秀作品展」の詳細については、決まり次第お知らせいたします。
なお、特に優秀な作品(国土地理院長賞:3点、国土地理院中国地方測量部長賞:3点)は、全国の秀作を一堂に集めた「第25回全国児童生徒地図優秀作品展」へ出展します。
この作品展は、令和4年1月より、国土地理院地図と測量の科学館(1月4日~2月20日)、国土交通省ロビー(1月5日~1月12日)、科学技術館ギャラリー(1月13日~1月17日)、NHK大坂放送会館アトリウム(2月25日~3月7日)の4会場において順次展示される予定です。
「第25回全国児童生徒地図優秀作品展」の詳細については、決まり次第お知らせいたします。
2.公共測量及び地理空間情報担当者説明会
「公共測量及び地理空間情報担当者説明会」は、中国地方測量部管内の国及び地方公共団体を対象に、公共測量や地理空間情報を扱う職員に対し、測量法遵守及び公共測量諸手続きの促進並びに地理空間情報の活用促進を目的に毎年実施しています。
今年度は、鳥取会場(10月5日)、松江会場(10月18日)、浜田会場(10月19日)山口会場(11月11日)、岡山会場(11月15日)、広島会場(12月13日)で実施を予定しています。
※参加申し込みは締め切らせていただきました。多数の参加申し込み、ありがとうございました。
今年度は、鳥取会場(10月5日)、松江会場(10月18日)、浜田会場(10月19日)山口会場(11月11日)、岡山会場(11月15日)、広島会場(12月13日)で実施を予定しています。
※参加申し込みは締め切らせていただきました。多数の参加申し込み、ありがとうございました。
3.自然災害伝承碑の追加公開
令和3年9月17日に、全国で7基の自然災害伝承碑を地理院地図の自然災害伝承碑情報に追加しました。公開数は47都道府県320市区町村1057基となります。中国管内では、8月と9月で、広島県江田島市1基、広島県熊野町1基、山口県宇部市1基の3基を追加しました。
自然災害伝承碑は、市町村の申請により登録いたしております。まだ多くの自然災害伝承碑が地理院地図に登録されていないと思われます。お気づきの場合は、まずは、国土地理院中国地方測量部へご一報ください。
▼詳しくはこちら
自然災害伝承碑は、市町村の申請により登録いたしております。まだ多くの自然災害伝承碑が地理院地図に登録されていないと思われます。お気づきの場合は、まずは、国土地理院中国地方測量部へご一報ください。
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2.トピックス
1.「明治期の低湿地データ」の整備範囲を全国主要都市周辺に拡大
明治期に作成された地図から、当時の低湿地の分布を抽出した「明治期の低湿地データ」について、既に公表していた三大都市圏周辺及び静岡地区に加え、全国の主要都市周辺まで整備範囲を広げ令和3年9月1日(水)に公開しました。
なお、「低湿地」は河川や湿地、水田・葦の群生地など「土地の液状化」との関連が深いと考えられる区域です。
▼詳しくはこちら
なお、「低湿地」は河川や湿地、水田・葦の群生地など「土地の液状化」との関連が深いと考えられる区域です。
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2. 南硫黄島近海の海底火山「福徳岡ノ場」噴火~新島の形状・大きさを衛星画像より明らかに~
令和3年8月13日からの福徳岡ノ場での火山活動により新島が生じたことが確認されています。
国土地理院では地球観測衛星Landsat-8の衛星画像を解析し、新島の形状、大きさ等を明らかにするとともに、だいち2号の観測データを解析し、新島に生じた形状や大きさの変化を捉えました。
今後も変化等の監視を継続していく予定です。
▼詳しくはこちら
・福徳岡ノ場で確認された新島の大きさについて
・福徳岡ノ場のだいち2号SARデータ解析結果
国土地理院では地球観測衛星Landsat-8の衛星画像を解析し、新島の形状、大きさ等を明らかにするとともに、だいち2号の観測データを解析し、新島に生じた形状や大きさの変化を捉えました。
今後も変化等の監視を継続していく予定です。
▼詳しくはこちら
・福徳岡ノ場で確認された新島の大きさについて
・福徳岡ノ場のだいち2号SARデータ解析結果
3. 自治チャンネルで動画配信~デジタル道路地図基礎資料を活用した電子国土基本図の整備・更新~
国土地理院では、国土の現況を統一した規格で表し、様々な地図の基礎となるデジタル形式の基本図「電子国土基本図」の整備を行っています。
電子国土基本図には、地図情報、オルソ画像、地名情報の3種類の情報があり、このうち地図情報は、道路、建物などの電子地形図上の位置の基準である項目と植生、崖、岩などの土地の状況を表す項目を一つにまとめた、我が国の基本的な地図情報です。
電子国土基本図は情報の新鮮さを保つため継続的な更新を行っていますが、鉄道、道路、主要公共施設などの国土の管理上重要な事項については、特に新鮮な情報が求められています。
このため、これらの主要な項目に新たな変化が生じた場合は、公共測量成果や国及び地方公共団体などから資料収集を行い、当該項目の迅速な更新を行っています。
道路情報の更新については、国及び地方公共団体などの道路管理者の協力の下、毎年、道路の供用情報、図面などの資料を収集し、道路の迅速な更新に役立てています。
今回、一般財団法人自治体衛星機構の自治チャンネルより、国土地理院の道路情報更新の取組に関する動画「デジタル道路地図基礎資料を活用した電子国土基本図の 整備・更新」を配信しておりますので、是非ご覧ください。
▼自治チャンネルのアドレス
タイトル:デジタル道路地図基礎資料を活用した電子国土基本図の整備・更新(7/12)
放映:令和3年8月25日(水)
再生時間:11分
予定配信期限:令和4年3月31日(木)
電子国土基本図の迅速な更新には、国及び地方公共団体など皆様のご協力が不可欠となっております。引き続き、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
電子国土基本図には、地図情報、オルソ画像、地名情報の3種類の情報があり、このうち地図情報は、道路、建物などの電子地形図上の位置の基準である項目と植生、崖、岩などの土地の状況を表す項目を一つにまとめた、我が国の基本的な地図情報です。
電子国土基本図は情報の新鮮さを保つため継続的な更新を行っていますが、鉄道、道路、主要公共施設などの国土の管理上重要な事項については、特に新鮮な情報が求められています。
このため、これらの主要な項目に新たな変化が生じた場合は、公共測量成果や国及び地方公共団体などから資料収集を行い、当該項目の迅速な更新を行っています。
道路情報の更新については、国及び地方公共団体などの道路管理者の協力の下、毎年、道路の供用情報、図面などの資料を収集し、道路の迅速な更新に役立てています。
今回、一般財団法人自治体衛星機構の自治チャンネルより、国土地理院の道路情報更新の取組に関する動画「デジタル道路地図基礎資料を活用した電子国土基本図の 整備・更新」を配信しておりますので、是非ご覧ください。
▼自治チャンネルのアドレス
タイトル:デジタル道路地図基礎資料を活用した電子国土基本図の整備・更新(7/12)
放映:令和3年8月25日(水)
再生時間:11分
予定配信期限:令和4年3月31日(木)
電子国土基本図の迅速な更新には、国及び地方公共団体など皆様のご協力が不可欠となっております。引き続き、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
3.お知らせ
○ 国土交通大学校測量部における、国及び地方公共団体等職員向け研修のお知らせ(測量・地理空間情報関係)
◎研修名:河川情報の活用〔CommonMPの実践〕
期間:令和3年12月6日(月)~12月10日(金) 5日間
目的:水・物質循環解析ソフトウェア共通プラットフォームCommonMPを用いた演習等による水理解析技術の向上を図り、地理空間情報の利活用を理解します。
対象者:国、都道府県、政令指定都市、独立行政法人等の職員で河川に関する業務を担当し、水理解析の知識を必要とする者
募集期間:令和3年9月27日(月)~10月25日(月)(予定)
※新型コロナウィルスの感染拡大防止等の観点から、Web会議システムを活用したリモート研修として実施します。
<1月以降の研修>
・i-Construction〔3次元計測データとその活用〕
各研修の詳細については、以下の問い合わせ先へご連絡ください。
◎問い合わせ先
国土交通大学校測量部 TEL: 042-321-0957 (直通)
E-mail: col-soku-kikaku=gxb.mlit.go.jp(=を@にして送信してください)
国土交通大学校ホームページ
期間:令和3年12月6日(月)~12月10日(金) 5日間
目的:水・物質循環解析ソフトウェア共通プラットフォームCommonMPを用いた演習等による水理解析技術の向上を図り、地理空間情報の利活用を理解します。
対象者:国、都道府県、政令指定都市、独立行政法人等の職員で河川に関する業務を担当し、水理解析の知識を必要とする者
募集期間:令和3年9月27日(月)~10月25日(月)(予定)
※新型コロナウィルスの感染拡大防止等の観点から、Web会議システムを活用したリモート研修として実施します。
<1月以降の研修>
・i-Construction〔3次元計測データとその活用〕
各研修の詳細については、以下の問い合わせ先へご連絡ください。
◎問い合わせ先
国土交通大学校測量部 TEL: 042-321-0957 (直通)
E-mail: col-soku-kikaku=gxb.mlit.go.jp(=を@にして送信してください)
国土交通大学校ホームページ