地形図を散歩する:溜め池

溜め池

兵庫県神戸市西区(2万5千分の1地形図「東二見」)

画像:2万5千分の1地形図「東二見」

中国・四国地方の瀬戸内海を挟む地域は、かつて塩田が栄えたように少雨地帯であることで有名です。中でも兵庫県の溜め池の数は、日本一を誇ります。

 

それを証明するかのように、神戸市の西端から、加古川、高砂と連なる田園地帯にも、耕地面積に匹敵しようかというほどの大小の溜め池が見られ、この「東二見」の地形図全体には約250個の溜め池があり、そのあい間に水田や住宅が広がっているように見えるほどです。