集成図を散歩する

集成図を散歩する

画像:集成図「尾瀬」

国土地理院の地形図は特別な場合を除き、一定の区画で区切られた範囲を、これも決められた大きさの1枚の紙に納めています。したがって、ある山岳や町が複数の地形図にまたがることが、ままあります。また、内容も全国統一の決まりで作成されていますから、地方の特色が発揮できないという欠点があります。

これらの点を解決するため、著名な山岳や観光地あるいは大都市周辺で作成された地形図が「集成図」と呼ばれるものです。

ここで紹介する「集成図」は、国土地理院が作成する地図の中では唯一個性的なものということもでき、ローカル色が見える特徴あるものといえます。集成図は、すでに絶版になっているものもありますが、実物は「地図と測量の科学館」の情報サービス館で閲覧できます。とくとご覧ください。


ここに展示されている地図の大部分は、観覧しやすいように拡大して掲載しています。