数値地図200000(地図画像)について

 1.概 要

 2.数値地図200000(地図画像)の仕様

  1. 収録ファイル形式
  2. 数値地図200000(地図画像)は、図葉ファイル、陰影図ファイル共、地勢図の図郭の周囲約10mmを含む範囲を切り出し、1図葉単位に1ファイルとしました。なお、ファイル仕様は、次のとおりです。

    図葉ファイル フォーマットは、TIFF形式です。1ピクセル8ビットで表現されたカラーパレット画像で、各ビットが20万分1地勢図の各版(注記、墨、赤、褐、緑、藍、藍マスク)に対応しています(陰影版を除く)。各ピクセルにおいて、 その版に画線があれば“1”、なければ“0”となっています。解像度は、印刷用原稿を25μmで読みとり原データとし、地図としての画質を維持しつつパソコンで扱いやすいように100μm(0.1mm/画素、254dpi)にデータを間引きし ました。
    陰影図ファイル フォーマットは、JPEG形式です。20万分1地勢図の陰影版データを加工してRGBの色成分を持つ24bitカラー画像とし、JPEG形式により1/10から1/20に圧縮したファイルとなっています。解像度は100μm(0.1mm/画素、254dpi)です。
    管理ファイル 管理ファイルは、1枚のCD-ROMに収録する図葉についてのメッシュコード(ファイル名に対応)、図名、図歴、図郭四隅の経緯度、ライン・ピクセル番号等を1レコードとするCSV形式のファイルです。旧図郭地勢図用の"KANRI2K.CSV"、新図郭地勢図用の"KANRI2KZ.CSV"及び日本全国の図葉を収録した"KANDAT2K.CSV"があります。
    マニュアルファイル マニュアルファイルとして、各種ファイルのフォーマット等の説明書及び表示ソフトの仕様説明書などが含まれています。
    凡例ファイル 凡例ファイルは、20万分1地勢図の凡例の部分です。フォーマットは、図葉ファイルと同じTIFF形式です。

  3. 図葉ファイルの仕様
  4. 図葉ファイルのフォーマットは、TIFF形式(PackBits圧縮形式)です。1画素を8ビット(256色)で表示するカラーパレット画像とし、各ビットを各版に対応させています。各版は、次のとおりです。

    総合版 20万分1地勢図のうち陰影図を除いた全ての版を表示したもの
    注記版 居住地名、自然物等の名称又は建物記号等
    墨 版 鉄道、行政界等
    赤 版 市街地、国道番号等
    褐 版 道路、橋及び高架部、建物、堤防、がけ、岩礁等
    緑 版 等高線、畑記号等
    藍 版 水涯線、水田記号、湿地等
    藍マスク版 河川水面、海水面、湖水面

  5. データファイル仕様の詳細
  6. 詳細については以下の数値地図(地図画像)データファイル仕様説明書をご覧下さい。
    数値地図(地図画像)データファイル仕様説明書 [PDF形式;246KB]

 3.表示ソフト

 数値地図(地図画像)表示ソフト Ver.4.1及びVer.4.2は、「数値地図25000(地図画像)」「数値地図50000(地図画像)」「数値地図200000(地図画像)」を、パーソナルコンピュータの画面に表示するソフトです。主な機能は、以下のとおりです。

 4.数値地図200000(地図画像)の刊行範囲と更新情報

No. CD名 ボリューム名 該当20万分1地勢図名 前回の刊行年月日 更新刊行年月日 図葉数
1 日本-I GSIGO100173NIPPON1 北海道、青森、岩手、秋田 平成18年 3月 1日 平成20年 4月 1日 44 面
2 日本-II GSIGO100305NIPPON2 東日本(北海道を除く) 平成20年 4月 1日 平成25年12月 1日 51 面
3 日本-III GSIGO100303NIPPON3 西日本 平成20年 4月 1日 平成25年 4月 1日 62 面

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