最終更新日:2019年2月27日

平成30年(2018年)草津白根山の火山活動に関する情報

提供情報一覧

固定翼UAVの画像
固定翼UAVによる噴火後の空中写真(PDF:283KB)
[地理院地図による閲覧]
(地理院地図による閲覧時の注意点)
三次元動画の位置図
地点Aの三次元動画(MP4形式:40.5MB)
地点Bの三次元動画(MP4形式:30.3MB)
地点Cの三次元動画(MP4形式:20.1MB)
○この3Dモデルは、固定翼UAVが撮影した画像を用い、コンピュータによる自動処理(SfM/MVS)により作成したものです。
○自動処理したものなので、樹木等に歪み等が発生している箇所があります。

※SfM/MVSとは?
同一の対象物が写っている複数の画像を用い、カメラの位置・向きと撮影対象の3次元形状を同時に復元する技術
国土地理院が作成した資料を提供しています。

火山災害対策用図(鏡池周辺)
本白根山(鏡池)と白根火山ロープウエイを中心に、5m間隔の等高線を入れた地図を作成しました。火山災害対策用の地図としてご利用いただけます。
火山災害対策用図(鏡池周辺)の画像
火山災害対策用図(鏡池周辺)(PDF:6.0MB) (国土地理院技術資料 D1-No.880)
[地理院地図による閲覧]

火山災害対策用図
草津白根山(鏡池)とスキー場を中心とした地図を作成しました。火山災害対策用の地図としてご利用いただけます。
火山災害対策用図の画像
火山災害対策用図【草津白根山】(PNG:11.5MB) (国土地理院技術資料 D1-No.879)
[地理院地図による閲覧] 

平成30年1月23日噴火前後の地形変化
噴火前(平成27年7月)と噴火後(平成30年8月)に計測した航空レーザ測量データから、高さの変化を算出し地図上に段彩表示したものです。

[地理院地図による閲覧] 

赤色立体地図・オルソ地図
赤色立体地図・オルソ立体地図は、本白根山周辺の地形がよくわかる地図です。
赤色立体地図が傾斜を赤色で表現しているのに対して、オルソ立体地図はオルソ画像を傾斜で重みをつけて表現した地図です。
(噴火後)
  
 [地理院地図による閲覧]                          [地理院地図による閲覧]

(噴火前)
 赤色立体地図は、本白根山周辺の地形がよくわかる地図です。
 赤色立体地図の画像
 草津白根山の赤色立体地図(PDF:14.3MB) (国土地理院技術資料 D1-No.881)
 [地理院地図による閲覧]


推定火口位置(平成30年1月23日噴火)及び推定小火口位置(過去の噴火)
国土地理院が判読し、1月23日の噴火による推定火口位置と過去の推定小火口位置を記載した地図です。
推定火口位置の画像
推定火口位置(平成30年1月23日噴火)及び推定小火口位置(過去の噴火)(PDF:23.0MB)
[地理院地図による閲覧]

草津白根山概略位置図
草津白根山(鏡池)とスキー場を中心とした概略位置の地図です。
草津白根山概略位置図の画像
(※クリックすると大きい画像が表示されます。)

火山土地条件図
火山噴火に関する防災対策・危機管理対策に寄与することを目的に、火山活動により形成された地形や侵食・堆積地形の分布状況を表示した地図です。
火山土地条件図の画像
[地理院地図による閲覧]

雪崩関連傾斜量区分図
傾斜量区分図は、地形を傾斜角で区分した図です。区分は雪崩の危険度そのものを評価したものではありません。緩斜面の箇所等でも雪崩が発生又は到達する可能性があり、十分な注意が必要です。
雪崩関連傾斜量区分図の画像
雪崩関連傾斜量区分図【草津白根山】(PNG:16.7MB)
「利用上の留意事項」(PDF:632KB)
だいち2号のSARデータを使用した解析により、1月23日に噴火が発生した草津白根山の火山活動に伴う地表面の変化を以下のとおり明らかにしました。
  • 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用している陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)が取得した噴火前後のSAR強度画像※を比較することで、火口位置を推定しました。噴火によって地形が変化し、電波の反射強度が変化したと考えられます。
観測年月日 衛星進行方向 公表日 画像
時刻 電波照射方向
  入射角
2014年11月 5日 北行 2018年1月26日 SAR強度画像
23:52頃(噴火前)
  51°
2018年1月24日 北行 2018年1月26日 SAR強度画像
23:52頃(噴火後)
  51°
2018年1月27日 南行 2018年1月27日 SAR強度画像
12:24頃(噴火後)
  30°

画像をクリックすると地理院地図が表示されます。
だいち2号による衛星SAR画像(2014年11月5日) だいち2号による衛星SAR画像(2018年1月24日)
だいち2号による衛星SAR画像(2018年1月27日) だいち2号による衛星SAR画像位置図
図 上段左:2014年11月5日のSAR強度画像、
  上段右:2018年1月24日のSAR強度画像
  下段左:2018年1月27日のSAR強度画像
  下段右:噴火前後で反射強度が著しく変化したと考えられる箇所(赤部分)

※SAR強度画像:SAR強度画像は地表面における電波の散乱強度に応じて、反射が強いと白く、弱いと黒く表されます。SAR衛星は、斜め上方から電波を照射しています。従って、電波の方向に向いている斜面ほど白くなります。こうしたSAR強度画像の性質を利用して地表面の形状等の変化を抽出することができます。
草津白根山周辺のGNSS連続観測結果
顕著な地殻変動は観測されていません。(2018年1月23日現在)

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(火山土地条件図は測量法に基づく基本測量成果の複製・使用に関する申請が必要となる場合があります。)

これらの地理空間情報等につきましては、
・現地の被災状況を心配されている国民の皆様への直接の情報提供
・関係機関が行う今後の対応等についての検討
等に対する重要な情報を提供する目的で行っています。
 

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番

(火山災害対策用図(鏡池周辺)・火山災害対策用図・平成30年1月23日噴火前後の地形変化・赤色立体地図・オルソ立体地図・推定火口位置・草津白根山概略位置図・火山土地条件図・雪崩関連傾斜量区分図に関すること)
国土地理院応用地理部
企画課長 (直通029-864-5917)
企画課長補佐 (直通029-864-5918)
FAX 029-864-1804

(固定翼UAV・航空機SARに関すること)
国土地理院基本図情報部
管理課長 (直通 029-864-4841)
管理課長補佐 (直通 029-864-4856)
FAX 029-864-1803

(ALOS-2に関すること)
国土地理院地理地殻活動研究センター
地理地殻活動総括研究官 (直通029-864-2477)
国土地理院測地部
宇宙測地課長 (直通029-864-4813)

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