VLBIで利用する施設について紹介します。
石岡VGOSアンテナ
つくばVLBIアンテナの後継機として平成26年に完成しました。IVSが推進する新たなVLBI観測仕様”VGOS”に対応したアジア初のアンテナであり、平成27年2月から観測を行っています。また、本施設は同敷地内に整備されたGNSS観測点及び重力測定点と共に、石岡測地観測局を構成しています。
石岡測地観測局についてはこちら
現在のアンテナの様子はこちら(ライブカメラ画像)
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| 概略位置 | 北緯36度12分33秒、東経140度13分8秒、標高112.8m |
| 開口直径 | 13.2m |
| 重量 | 80トン |
| 駆動速度 | 毎秒12度(方位角方向)、毎秒6度(仰角方向) |
| 完成年月 | 平成26年3月 |
相関処理、解析用サーバー群
IVSの相関局及び解析センターとして活動するための施設です。相関処理及び解析は専用のソフトウェアを使用するので、それらを動作させるサーバー群、データを格納するためのストレージ、観測データを取得するための高速通信回線などから構成されています。得られた結果は、IVSのデータセンターに提出されます。
つくばVLBI観測局
つくばVLBIアンテナ
平成10年に完成し、石岡VLBI観測施設に役割を引き継ぐまで、国土地理院の主観測局として長年観測を行いました。また、その大きさと駆動速度の速さから、アジア地域におけるIVSの主要な観測局のひとつとして活躍し、延べ2500回以上の観測を実施しました。石岡VLBI観測施設の完成後、約2年間の並行運用を経て平成28年末で運用を終了し、解体されました。
| 概略位置 | 北緯36度6分11秒、東経140度5分19秒、標高44.5m |
| 開口直径 | 32m |
| 重量 | 550トン |
| 駆動速度 | 毎秒3度 |
| 完成年月 | 平成10年3月 |
| 運用終了 | 平成28年12月 |
固定観測局
1990年代に新十津川、父島、姶良に設置され、つくばVLBIアンテナと共に国内VLBIネットワークを形成し、2015年ごろまで観測を行いました。現在は運用を終了しています。
| 名称 | 新十津川VLBI観測局 | 父島VLBI観測局 | 姶良VLBI観測局 |
| 概観 | ![]() |
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| 場所 | 北海道樺戸郡新十津川町 | 東京都小笠原村父島 | 鹿児島県姶良市 |
| 開口直径 | 3.8m | 10m | 10m |
| 重量 | 3.5トン | 26トン | 26トン |
| 駆動速度 | 毎秒1度 | 毎秒3度 | 毎秒3度 |
| 完成年月 | 平成7年6月 | 平成9年3月 | 平成9年3月 |
| 運用終了 | 平成25年12月 | 平成27年2月 | 平成27年3月 |
鹿島VLBI観測局
鹿島VLBIアンテナの概観
通信総合研究所(現 情報通信研究機構)が昭和43年に建設した鹿島26mアンテナは、平成4年に国土地理院へと所管換され、つくばVLBI観測局が完成する前の国土地理院の主観測局としてVLBIの礎を築きました。
| 概略位置 | 北緯35度57分03秒、東経140度39分58秒、標高30m |
| 開口直径 | 26m |
| 重量 | 500トン |
| 駆動速度 | 毎秒1度 |
| 完成年月 | 昭和43年12月 |
| 運用終了 | 平成14年10月 |
移動観測局
可搬型アンテナの概観
固定観測局を整備する前は、可搬型の小型アンテナを使って観測を行っていました。昭和58年に国土地理院構内で観測したのを皮切りに、全国9ヶ所で観測を行いました。
移動観測実施地点





