三角点「磐梯」の新しい測量成果を公表(2010/12/27)
国土地理院(東北地方測量部)は、12月27日に、本年10月16日に再設置した磐梯山の三等三角点「磐梯」の測量成果を公表します。
標高値は、1816.29mとなり、従来の1818.61mより2.32m低くなりました。
東北地方測量部では、多くの地元の人達の支援を得て、今年の10月16日に三等三角点「磐梯」の復旧測量作業を行いましたが、この度、測量成果が決定しましたので公表します。
三等三角点「磐梯」は、1888(明治21)年の磐梯山噴火から16年後の明治37年5月7日に参謀本部陸地測量部(現在の国土地理院)が選点、同月25日に設置し、三角点の標高値は1818.61mとされていました。「磐梯」はほぼ山頂付近に設置されているため、従来から、一般的にはこの三角点の標高が「磐梯山」の高さとされてきました。三等三角点「磐梯」は、従来とほぼ同じ位置(経緯度)に再設置しましたが、新しい標高値は1816.29mと、これまでの1818.61mより2.32m低くなりました。
なお、本成果は国土地理院ホームページで閲覧できます。
| 緯度 | 経度 | 標高 | |
|---|---|---|---|
| 旧成果 | 37°36′03.4859″ | 140°04′20.0688″ | 1818.61m |
| 新成果 | 37°36′03.5169″ | 140°04′20.0301″ | 1816.29m |
参考:磐梯山頂の地図(地図閲覧サービス、ウォッちず)
問い合わせ先
国土交通省 国土地理院 東北地方測量部 〒983-0842 仙台市宮城野区五輪1-3-15-
次 長 阿部 馨 TEL 022-295-8515(直通)
測量課長 池田尚應 TEL 022-295-8518(直通)
三角点は、国土保全に重要な基準点であり、磐梯朝日国立公園の指定60周年に合わせ、地元の「磐梯山三角点復旧支援会(代表:猪苗代山岳会)」の協力を得て作業を実施します。
磐梯山は「日本100名山」の一つに数えられています。一般に、山頂付近には三角点が置かれていることが多く、近年の登山ブームもあり、登山の記念として三角点を探す人が増えています。しかし、磐梯山については、「三角点が見つからない」との声が多く寄せられ、国土地理院も調査しましたが、確認することができませんでした。
磐梯山の山頂には、明治37年に参謀本部陸地測量部(現在の国土地理院)により三等三角点「磐梯」が設置されました。
東北地方測量部では、三角点の復旧に向けて現地の調査を行い、東北地方環境事務所、会津森林管理署等の関係機関と調整を行ってきました。その結果、磐梯山三角点復旧支援会(代表:猪苗代山岳会)の協力を得て、山頂小屋まで柱石と盤石、各種資材などの荷揚げ作業を行いました。
10月16日(荒天順延)には、三角点標石の再設置(埋標)を行い、GPSによる測量を行う予定です。
参考:磐梯山頂の地図(地図閲覧サービス、ウォッちず)
問い合わせ先
国土交通省 国土地理院 東北地方測量部 〒983-0842 仙台市宮城野区五輪1-3-15-
次 長 阿部 馨 TEL 022-295-8515(直通)
測量課長 池田尚應 TEL 022-295-8518(直通)

