被災地の震災復旧・復興を支援

~北海道胆振東部地震により変動した水準点の新しい標高成果を公表~

発表日時:2019年2月20日 14時00分

 国土地理院では、平成30年北海道胆振東部地震による被害からの震災復旧・復興事業に資するために緊急水準測量(水準点の再測量)を実施しました。
 再測量の結果に基づいた水準点の新たな標高成果を2月20日(水)から公表します。

 震源域周辺において総延長236kmの緊急水準測量を実施しました。
 一等水準点及び二等水準点120点に加え、電子基準点6点と各電子基準点付属標(二等水準点)の標高成果も改定し、公表します。
 改定量としては、厚真町で最大124mm、むかわ町で最大114mmの沈降、平取町では最大67mmの隆起という結果となっています。
 なお、今回の改定により、電子基準点「厚真」、「門別」は、周辺の電子基準点と同様にGNSS水準測量の既知点としても利用することができ、より効率的な測量の実施が可能となります。
 これにより、被災地での地すべり対策工などに不可欠な、高精度な高さ情報が利用できます。

 詳細については以下をご参照ください。
 
 平成30年北海道胆振東部地震に伴う基準点成果の公表停止及び再開について

参考資料

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
国土地理院 測地部
 測地基準課長  岩田 昭雄 TEL   029-864-4796
    課長補佐  石川 典彦 TEL   
029-864-4816
                    FAX   029-864-1802

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