「地図と測量の科学館」で「場所情報コード」を活用した案内サービスを開始

国土地理院「地図と測量の科学館」では、楽しみながら地図や測量の理解を深めていただけるよう展示内容を新しくしたり、工夫したり改善を図っています。今回、BLE※１やＧＰＳ測位を利用してスマートフォン等で展示品や展示エリアを音声で案内をするサービスを3月31日から開始します。

来館者が、スマートフォンなどの対応端末※2にアプリケーションをダウンロード※３することで、館内のBLEと、屋外でのGPS測位による位置の特定により、「地図と測量の科学館」館内の一部展示品と屋外の「地球ひろば」にて音声による案内が受けられます。（別紙１）
また、館内の「日本列島空中散歩マップ」では、自分が立っている位置を特定し、方言で案内（北海道、茨城県、沖縄県を実験中）が受けられます。

この音声による案内は、「場所情報コード」（別紙２）の利活用によって実現しているものです。
場所情報コードとは、特定の地点の位置情報を共有する新たな基盤です。ある地点がどのような場所で、どのような情報が提供されているのか、「場所情報コード」をキーとして呼び出すことで、情報を一元的に共有・流通でき、さまざまな位置情報サービスを利用することができます。

今回の取り組みの一部技術については、屋内測位の精度検証も含めた実験的なものですが、「場所情報コード」を活用した案内サービスは、全国で初の取り組みです。レンタル用端末も１台用意していますので、地図と測量の科学館にお越しの際は、是非体験してみて下さい。

　 （※１）BLE（Bluetooth Low Energy)
　　　　　近距離用の無線通信技術で、低消費電力のために乾電池でも長期間の通信が行える。
　 （※２）アプリケーション対応端末　
　　　　　・Android端末　Android4.3以上を搭載するスマートフォンもしくはタブレット端末
　　　　　・iPhoneまたはiPad端末　iOS7.0以上　iOS版の公開は終了しました。　　 　　
　 （※３）アプリケーションの入手先URL
　　　　　Google Playアンドロイド版 地図と測量の科学館 モバイルガイドサービス　
　　　　　iTunes　　　　iOS版 地図と測量の科学館 モバイルガイドサービス
　　　　

○場所情報コードについては、場所情報コード閲覧サイトの説明ページをご参照ください。

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　　測地部　測地基準課　　 　TEL　029-864-4805（直通）