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三角点の役割

  三角点は、地図の作成や国土の保全、各種測量等、様々な活動で活用されています。

地図作成

地図作成画像
地図を作成する場合には、空から写真を撮り、写真から地図を描きます。また、地上で巻き尺などを使用して距離を測り地図を描くこともあるでしょう。しかし、この時地図には必ずゆがみが発生してしまいます。三角点と地図の位置を結びつけることによって、ゆがみが解消され、正確な地図を作成することができます。

地籍調査

地籍図
地籍調査は土地登記簿上の一区画ごとの土地について、所有者などを調査し、土地の境界と面積を測量します。境界点には三角点を基準にした地球上の位置情報が求められているため、災害などが発生し現況が一変してしまったとしても、地籍図などから境界を復元することができます。また、土地に関する施策の計画・実施などを円滑に進めるため、必要な基礎資料の整備として地籍調査が進められています。

各種公共事業

道路建設や都市開発などを行う場合には、現地を正確に表した地図が必要です。この地図に計画線を引き、今度は計画線を現地に再現していきます。図上と現地を正確に結びつける役割を担っているのが三角点です。

災害復旧

座標補正パラメータコンター図
基準点の位置は、地震などにより大きく変動する場合があります。変動した基準点の位置を改定する場合、再測量による方法がもっとも精度の高い方法ですが、大規模地震ともなれば膨大な時間と費用が必要となります。
地震後に三角点の測量を行い、地震前の値と比較することにより、その三角点の変動量が分かります。こうして得られた変動量を元にその周辺の変動量を見積もることができます。東北地方太平洋沖地震の際には、地震の影響を受けた三角点のうち、約1,200点について再測量を行いました。
得られた結果から座標補正パラメータを作成し、約4万点の三角点の位置を再計算したほか、このパラメータを一般に公開しました。このパラメータを使用して補正計算を行えば、基準点だけでなく、三角点と関連づけて位置が求められている点のほとんどを改定することができます。

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