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第7回 測量行政懇談会での議論の概要

 3月3日に開催された第7回測量行政懇談会では、国土地理院の今後の施策展開に向けた2つの報告書「測量成果の複製・使用に係るワンストップサービスのあり方について」及び「国土地理院の今後の基本的施策の考え方について」が取りまとめられ、同日、国土地理院長に提出されました。
 また、測量資格制度のあり方についても議論が行われました。

測量成果活用部会からの検討結果の報告と懇談会取りまとめについて

 測量成果の複製・使用承認のためのワンストップサービスシステムの基本的考え方やその実現のための仕組み、方策等について検討を行ってきた測量成果活用部会長からこれまでの検討結果について報告があり、懇談会としての審議が行われた結果、「測量成果の複製・使用に係るワンストップサービスのあり方」についての報告書が取りまとめられた。
 審議においては、委員から以下の意見があった。
●測量成果の複製・使用の承認の申請の受理に関する事務を国土地理院に委託するよう測量計画機関に働きかけることが必要。

測量行政基本政策部会からの検討結果の報告と懇談会取りまとめについて

 地理空間情報の活用がもたらす新しい社会(将来の展望)、新しい社会の実現に向けた測量・地図分野の貢献、国土地理院の役割、当面重点的に実施すべき主要な施策等について検討を行ってきた測量行政基本政策部会長からこれまでの検討結果について報告があり、懇談会としての審議が行われた結果、「国土地理院の今後の基本的施策の考え方」についての報告書が取りまとめられた。
 審議においては、委員から以下の意見があった。
●報告書で使用されている「地理識別子」といった専門性の高い用語は、分かりやすい言葉に代えるか、注釈を加える等なるべく多くの人が理解できるよう配慮がなされるべきである。
●地方公共団体との連携は重要であるため、国土地理院の施策に協力を得られるよう仕組みを構築するべきである。
●個々の施策を実施する段階では、具体的な目標を掲げて実施することが望ましい。

測量資格制度部会からの検討状況の報告と懇談会での意見について

 測量士資格制度の見直しの方向性について検討を行ってきた測量士資格制度部会長から、調査を行った諸外国での測量資格制度の状況及びこれまでの部会における検討状況について報告があり、これらについての議論が行われ、引き続き検討を進めることとされた。
 議論においては、委員から以下の意見があった。
●諸外国の測量士資格制度は、我が国の制度と、制度の目的、資格保持者の業務の範囲等が異なっている。長期的には、諸外国の制度との整合について考慮する可能性が考えられるが、当面は我が国の資格制度の位置づけを変えず、時代に合った見直しを行う方向が望ましい。
●我が国の測量士の価値が高められるような見直しが望ましい。
●測量業にとっては、測量士は必置資格であり、多くの者に測量士となってもらうことが望ましいが、現行の測量士試験は難しいので、試験合格のみを資格取得の条件とすると、測量士を目指す者がますます少なくなるのではないかと懸念される。
●十分な教育を行う方策として、測量に関する専門の養成施設と大学等との連携をも想定しつつ検討することが望ましい。
●測量士に要求される資質について、さらに精査することが必要である。

来年度の検討方針について

 来年度の検討方針については、基本的施策の実施状況等について審議するための「基本政策部会」、測量資格制度の見直しについて審議するための「測量資格制度部会」、及び地理空間情報の個人情報等の取扱いについて審議するための「流通・活用制度部会」を設置して検討を進めることとされた。

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