“だいち”が捉える大地の動き ~JAXAと国土地理院の宇宙測地技術を用いた取り組みをコラボ展示します~
“だいち”が捉える大地の動き ~JAXAと国土地理院の宇宙測地技術を用いた取り組みをコラボ展示します~
発表日時:2019年01月31日(木) 14時00分
国土地理院とJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が協力をして、互いの展示施設において宇宙測地技術を用いた取り組みを平成31年2月1日(金)から紹介します。
主な内容としては、人工衛星「だいち2号」の観測データを活用して捉えた火山や地震による地殻変動、電子基準点が捉えた大地の動きをパネルで分かりやすく解説します。
また、H-2 型ロケット、陸域観測技術衛星「だいち2号」「電子基準点」の模型も展示し機能や役割についても説明します。
国土地理院では、新たな取り組みとしてJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)と協力をして、互いの展示施設において宇宙測地技術を用いた取り組みを分かりやすく紹介します。
「地図と測量の科学館」の常設展示場においては、国土地理院が行っている災害対応と備え面の取り組みとして、だいち2号の観測データにより捉えた平成27年の箱根山(大涌谷)の火山活動の予兆や平成28年熊本地震における地殻変動や電子基準点が捉えた大地の動きをパネルで分かりやすく解説するとともに、併せて解析のために不可欠なデータ解析や取得のために欠かせない「H-2A型ロケット」、陸域観測技術衛星「だいち2号」、「電子基準点」の模型を展示して機能や役割についても説明します。
また、これらの解析結果は、地震や火山噴火などの予兆解明の研究の基礎資料、火山の噴火警戒レベルの決定や災害の速やかな復旧・復興などに幅広く活用されております。
ぜひ宇宙測地技術を用いた取り組みについて御覧ください。
1.開催期間
平成31年2月1日(金)から平成32年3月31日(火)まで
(開館時間 9時30分から16時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし、月曜日が休日のときは翌日が休館日)
2.開催場所
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
国土地理院「地図と測量の科学館」2階 常設展示室
https://www.gsi.go.jp/MUSEUM/
3.主な展示内容
・人工衛星「だいち2号」模型(縮尺:1/30)
・電子基準点模型(縮尺:1/5)
・火山活動の予兆や地震による大地の動きを解説したパネル
展示イメージ
問い合わせ先
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 国土交通省国土地理院
総務部建設専門官 中村 正美(直通 029-864-6047)
広報広聴室長 折笠 幸平(直通 029-864-4038)
(FAX 029-864-6441)