最終更新日:2016年3月25日

第19回全国児童生徒地図優秀作品展の審査員特別賞伝達式が行われました

 国土地理院では、全国各地で開催されている「児童生徒の地図に関する作品展」の各地区の優秀作品を一堂に集めて、企画展「第19回全国児童生徒地図優秀作品展」を開催しています。この作品展において、立命館小学校5年平野通永(ひらのみちなが)さんの作品「防災ラジオMAP」が審査員特別賞に選ばれました。
 2月26日(金)、立命館小学校において審査員特別賞の伝達式が行われ、平野さんに表彰状と記念品が授与されました。

審査員特別賞の伝達式の風景

審査員特別賞の伝達式

平野通永さん、立命館小学校・中学校・高等学校成山校長、近畿地方測量部飯田次長の写真

右から平野通永さん、立命館小学校・中学校・高等学校成山校長、近畿地方測量部飯田次長(写真提供:立命館小学校)

 

受賞作品紹介

【審査員特別賞】 作品名:「防災ラジオMAP」
受賞者:立命館小学校5年平野通永
作品主旨:学校で川は風の通り道だと勉強し、その時、河川敷はラジオの受信環境としてはあまりよくないことに気づきました。しかし、僕の住んでいるところは、河川敷が広域避難所になっています。そこで防災ラジオを使う時、どの場所が適しているのかを調べたくなりました。最も苦労した点は、ラジオの聞こえを記録する方法です。問題を解決し完成した時は、仕上がったぼくの地図を地域の人に役立ててもらいたいという気持ちになりました。
講評:避難所でのラジオ受信状況という生命に関わる社会的な新たな提言といえる。避難所の課題を明らかにしており、発想がすばらしい。
受賞作品