測量と地理空間情報関連メールニュース(平成27年度第4号)
平成27年11月25日発行目次
A.トピックス 平成27年11月26日、27日、28日の3日間、東京・お台場にある日本科学未来館において「G空間EXPO2015」を開催します(入場無料)。国土地理院は、「Geoアクティビティフェスタ」を主催するほか、地理院の施策や電子国土賞2015の受賞作品を展示するブースも出展します。また、「3次元地理空間情報の活用の将来展望」(27日)、「もしもの災害から身を守る-進化を続ける防災アプリ展-」(27日)、「第4回地理院地図パートナーネットワーク会議」(28日)の講演・シンポジウム等も開催します。
イベントの詳細や最新情報、スケジュール等は公式ホームページをご覧ください。 G空間情報の最先端技術を是非見に来てください。皆様のご来場をお待ちしております。 Geoアクティビティフェスタは、「地理空間(G空間)情報」をキーワードに全国から一般公募し、選考された16名のプレゼンターによる展示とプレゼンテーションを行うイベントです。プレゼンターが提案する新しい取り組みやアイデアを参考にして、新しい「きっかけ」を探してみてはいかがでしょうか。また、3日間行う各展示ブースにおいてはプレゼンターから直接展示内容についての説明を聞くチャンスです。
最新の情報は、SNSを利用して随時、公開しています。 国土交通省国土地理院と水管理・国土保全局は、内閣府と協力して災害時等に役立つ防災アプリの公募に取り組んでいます。平成27年度も4月に公募を行い、「避難誘導支援」部門で3アプリ、「リスクコミュニケーション」部門で3アプリを選定し、それぞれの部門で特に優れていると評価された2つの防災アプリには平成27年度防災アプリ賞を授与しました。
今回選定された6つの防災アプリについては、神奈川県鎌倉市において実証実験を行うほか、G空間EXPO2015(日本科学未来館)等においてデモやパネル展示等を予定しています。
平成27年9月に発生した関東・東北豪雨に関して、国土交通省統合災害情報システム(DiMAPS)による被害情報のほか、被災地周辺の主題図、空中写真等を公開しています。
国土地理院と栃木県は、「地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定」を10月21日(水)に締結しました。
この協定は、国土地理院と栃木県それぞれが保有する地理空間情報の相互活用を推進し、災害対応などにおいても連携・協力を強化するものです。 当日は、国土地理院本院において、締結式が行われました。 「地理院地図」を運営する国土地理院地理空間情報部情報普及課は、「日本OSS奨励賞」(過去1年間にOSS(オープンソースソフトウェア)の開発や普及に顕著な活躍をした個人又はグループを表彰する賞)を受賞しました。
7.「地理空間情報活用推進に関する近畿地区産学官連携協議会」発足 平成27年11月26日、薬業年金会館において「地理空間情報活用推進に関す近畿地区産学官連携協議会」設立総会が開催され、協議会設置要綱、活動方針が出席委員の賛成多数で承認され、協議会が正式に発足しました。
初代協議会会長には、吉川地理情報システム学会関西支部長、副会長には、北川大阪府測量設計業協会会長と福島兵庫県立大学教授が選ばれ、本会議で承認されました。 次回総会は平成28年2月下旬を予定しており、次年度以降の具体的な活動計画を議論する事となっております。 B.地域の連携に関する取り組み(セミナー、講演会などイベント情報)1.「関西G空間フォーラム2015in兵庫」を開催! 阪神・淡路大震災発災から20年の節目の年を迎え、大震災の経験と教訓を忘れることなく地域や世代を越えて伝え、広く発信し続けるため開催するものです。
この大震災の教訓として、地理空間情報やGISの必要性・重要性が認められ、急速に地理空間情報の整備が進められGIS関連技術が発展しました。この20年間の当該分野の歩みと今後、社会に及ぼす未来像をテーマに、「関西G空間フォーラムin兵庫」を開催します。
C.お知らせ1.国土交通大学校測量部における、国及び地方公共団体等職員向け研修のお知らせ(測量・GIS関係)
概要:GISの初心者を対象として、地方公共団体等の様々な部署で用いられている地図や統計データの共有を進めるため、無償GISソフト(QGIS)による実習で「誰でもいつでもどこでも」利活用できるGISの基本技術が学べます。 地理空間情報等についてはこちらのサイトをご参照ください。 |