最終更新日:2021年9月21日

福徳岡ノ場を複数の衛星画像で確認しました

 8月13日からの福徳岡ノ場での火山活動により新島が生じたことが確認されています。国土地理院では米国航空宇宙局(NASA)/米国地質調査所(USGS)の地球観測衛星Landsat-8が9月18日10時00分(日本時間)に観測した衛星画像や、9月20日にだいち2号(ALOS-2)が観測したSAR強度画像の解析を行いました。

Landsat-8画像について

 9月2日時点のLandsat-8画像と比較し、西側の陸地に大きな変化は見られません。一方、東側で白く映る部分がありますが、陸部の有無は画像からは判断できませんでした。

 なお、西側の島の大きさは外周約2.3km、面積約0.3km2です。
(画像から簡易的に計測した概算値であり、今後の詳細な分析により変わることがあります。)

ALOS-2画像について

 9月20日のSAR強度画像では、9月5日に比べて大きな変化は見られません。

問い合わせ先

○Landsat-8画像について
 国土地理院応用地理部
 地理調査課長 齋藤 俊信 TEL: 029-864-5934(直通)
 地理調査課長補佐 水越 博子 TEL: 029-864-5936(直通)

○ALOS-2画像について
 国土地理院測地部
 宇宙測地課長 佐藤 雄大 TEL: 029-864-4813(直通)