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地理院ホーム  > 防災関連 > 地殻変動情報  > 観測を強化している地域の地殻変動  > 伊豆大島地区 最終更新日:2015年3月24日

伊豆大島地区

概要

  • 伊豆大島は、全国に110ある活火山の1つであり、火山噴火予知連絡会によって「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」として位置づけられています。
  • 20世紀以降では、およそ30~40年間隔で中規模噴火が発生しており、前回の噴火(1986年)から30年近く経過していることを考慮すると、次回の噴火に備えておく必要があります。
  • このため、国土地理院では、水準測量、GNSS、測距儀干渉SARによる地殻変動の観測、相対重力計を用いた重力変化の観測を実施し、火山活動を監視しています。
  • 最近では、平成24年(2012年)と平成20年(2008年)に水準と重力のキャンペーン観測を実施しました。

観測点、水準路線

※地図右上の「+」で、特定の測量手法を取捨選択できます。また、観測結果(水準、重力、SAR干渉画像)も重ね合わせて表示できます。 (SAR干渉画像の見かた)

観測結果

水準

  • 平成20年の観測結果と比較するとカルデラ内で沈降が見られます。
  • 島の東北部及び南西部で隆起が見られます。

上下変動 2008年~2012年


重力

  • 中央火口近傍で20~40マイクロガルの増加が見られます。
  • カルデラ内の北東部(大島温泉付近)で30マイクロガル程度の減少が見られます。

重力変化 2008年~2012年


説明

一般的に、地面が1cm下がると重力は約0.3マイクロガル増加します。中央火口近傍でみられる重力の増加は、重力観測に伴う誤差(10マイクロガル程度)を考慮すれば、地面の沈降に伴うものと考えられます。しかし、カルデラ内の北東部での重力減少は、地面の上下変化では説明できません。地下水の季節変化などの影響が考えられます。

参考

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