電子基準点を設置している宝達志水町立宝達中学校で測量教室を行いました

電子基準点を設置している宝達志水町立宝達中学校で測量教室を行いました

 国土地理院では、測量・地理空間情報の重要性を広報する取り組みの一環として「電子基準点を設置している学校への出前授業」を実施しています。
 北陸地方測量部では、平成29年7月1日(土)に石川県測量設計業協会とともに、電子基準点「押水」を設置している石川県宝達志水町立宝達中学校において出前授業「測量教室」を実施しました。対象は1年生120人で、土曜授業の2・3時限目(9時30分~11時50分)を使用してランチルームで行いました。
 2時限目においては、国土地理院から「地図と測量」と題して、地図が生まれるまでの過程と地図投影法にまつわる話、校内に設置している電子基準点の役割、地震や津波はなぜ起こるのかを説明し、都市圏活断層図や地理院地図の紹介もしました。
 3時限目においては、石川県測量設計業協会から「経緯度と日本の測量」と題して、世界地図と日本地図、経緯度・高さの基準、日本の地殻変動と電子基準点が果たした役割を説明しました。
 また、体育館にてUAV(ドローン)の飛行実演とUAVによる1年生全員の動画撮影も行いました。撮影後に、ランチルームに戻り、全員で動画を確認しました。生徒達は自分がどこにどう写っているのかなど非常に興味を持って見ている様子が伺えました。

 

写真:「地図と測量」の説明

「地図と測量」の説明

写真:UAV(ドローン)の飛行実演

UAV(ドローン)の飛行実演

写真:UAV撮影動画の確認

UAV撮影動画の確認