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日々の座標値[F3]が全国的に跳んだ事例

 2016年6月23日から25日に、全国の日々の座標値[F3]が一斉に東方向に1cm程度の値の跳びが見られた事例を示します。
 
日々の座標値[F3]の跳びが見られる事例 
 
図1:日々の座標値[F3]の跳びが見られる事例 

日々の座標値[F3]

 
日々の座標値[F3]は、日本周辺のIGS 観測点から求めた電子基準点「つくば1」の日々の座標値を固定して(図2)、GEONET の各観測点の座標値を算出しています。なお、これらの計算の際には、観測日の約2 週間後にIGS から提供される精密暦を用いています。
 
解析固定点(最終解)の座標値の計算

図2 解析固定点(最終解)の座標値の計算

 

跳びの原因


2016年6月23日から25日にかけ、電子基準点「つくば1」の解析に使用しているIGS観測点の一つであるYSSK(ユジノサハリンスク)の観測データが欠測しました。このため「つくば1」の座標値に跳びが生じ、全国の日々の座標値[F3]の跳びにつながりました。

 

結 論


上記のことから、図1の赤枠部分に見られる跳びは、日々の座標値[F3]の固定点として使用している電子基準点「つくば1(92110)」の座標値の跳びが原因と判断されます。

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