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測量に関するミニ知識

第23回 UTM図法(ユニバーサル横メルカトル図法)

 国土地理院で刊行している地図は、様々な地図投影法が用いられています。
 今回は、UTM図法(ユニバーサル横メルカトル図法)を紹介します。
 UTMとは、Universal Transverse Mercator(ユニバーサル横メルカトル)のことで、投影・図法の分類から言うと横軸正角円筒図法になります。一枚の紙を円筒に丸めて、東西方向に水平に保ち、その中に地球をはめ込んで、地球の中心と地表面上の点とを結んだ直線が円筒と交わる点に印を付けて、円筒を展開したものが、UTM図法による地図です。
 横メルカトル図法は、メルカトル図法で歪が大きくなる高緯度地方においても正確に投影できますが、基準とする経度から東西方向に離れると歪が大きくなります。UTM図法では、その歪み(投影誤差)を小さくするために経度方向に6度毎に回転させ、合計60個(6度×60=360度)のゾーンに分割して、各ゾーンの範囲をそれぞれの中央経度を中央子午線とした横メルカトル図法で投影しています。一つの円筒に投影される部分は、地球と接する経線(中央経線)の左右3度幅、計6度の帯状の部分となります。この1~60のゾーンで地球全域を描いて、横メルカトル図法の欠点を解消しています。
 UTM図法のイメージを下図に示します。  


                  図 UTM図法のイメージ

 UTM図法は、国土地理院の中縮尺の地図に使用されています。
 「1万分1地形図」、「2万5千分1地形図」、「5万分1地形図」、「20万分1地勢図」のイメージを以下に示します。


               「1万分1地形図 甚目寺」のイメージ


               「2万5千分1地形図 小牧」のイメージ


               「5万分1地形図 名古屋北部」のイメージ


               「20万分1地勢図 名古屋」のイメージ

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